とりあえず動けるひとになろう

暑いなか昼間に出かけた。幹線道路沿いを歩き、交差点の横断歩道で信号待ちをしていた。

なんとなく進行方向を見ていたら、横断歩道の先にいた男性が、フラフラとよろけながら倒れた。そして、手足が激しく痙攣し始めた。

その瞬間から、目の前の横断歩道の信号が青に変わったこと以外、周辺の映像をあまり覚えていない。
男性は幸い、頭を強くうつような倒れ方ではなかったが、口から泡をふき、こちらの問い掛けには反応しない。
日傘で上半身に日陰をつくりながら、とにかく119番に連絡し救急車を要請した。このときの会話の内容も詳しく覚えていない。

そうこうするうちに、バイクを止めてやってきたひとや、通りかかったひと?が2人ほど来てくれた。そのひとたちはタオルを水で濡らしてもってきたり、ペットボトルに水をいれて持ってきてくれた。このあたりの対応は私も気がつかなった。この時点では何が原因か分からないが熱中症の可能性もある。
道を挟んで向こう側に交番があったので、そこに行って警察の人を連れてきてもらう。

こういうときの救急車はなんて遅いのか!

やっと来た。

その間に、倒れた男性が持っていたケータイの履歴に電話し、親戚にひとにつながって、倒れた本人がてんかんの持病を持っていることがわかった。

一応、第一発見者?として、警察の質問に答えて連絡先も伝えた。
後日、本人の親戚の方から電話がきて少しお話した。入院はしたものの元気だったらしい。おそらく倒れた原因もてんかんの発作だと思う。

たくさんの人がいるなかで、人が倒れてたりしても、誰も手を貸さずに、みんなが傍観者になってしまうことがある。
でも、ひとりが駆けよれば、2人目以降はすごくラクになる。問題は、その1人目をどう動かすか、なんですね。
下記の本によれば、不特定多数に助けを求めるよりも、ある特定の人を指して、あなた助けてくださいといったほうが確実だ、とのこと。あくまで、助けを求める余裕のあるとき、って話だけど。

影響力の武器[第二版]―なぜ、人は動かされるのか
影響力の武器[第二版]―なぜ、人は動かされるのかロバート・B・チャルディーニ 社会行動研究会誠信書房 2007-09-14
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じゃあ、自分が倒れて意識がなくなってしまったらどうなるのか?
とにかくだれでもいいから出来る限り状況を把握してくれ、駅とかなら駅員呼んでくれ、警察呼んでくれ、救急車呼んでくれ、必要なら AED などでガツン!とやってくれ、って思うよね。

今回は、男性が倒れる瞬間をみたとき、上記の本のことが浮かんだ。
で、自分で助けられる立場にいるなら、やれることやっとこうと思っただけ。

男性が倒れたとき、自分よりも男性に近い位置に、娘を連れた夫婦がいた。
彼らは何も手を貸さなかった。娘がいたし。。。ということかもしれないし、私もその夫婦を責める権限など全くない。

ただ、次回僕がもしそこで同じように倒れてたら、救急車呼んでもらうだけでいいんでお願いしたい。

 

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