他とどう違うのか?を示すことが重要

中華街の変貌ぶり

横浜中華街は、最近はかなり様子が変わってきており、食べ放題のお店の増加と、店頭販売の増加による道路の混雑が目立つようになってきています。また既存の店舗でも派手な看板を追加しているところもあって、競争が激しくなっているようでした。
さて、このような街で、どのように差別化していけば良いのでしょうか?

おのぼりさんが安いほうにいくかな?

私は、食べ放題の方向にいくというのは、結局のところ、その他大勢のひとつになってしまうので、むしろ悪手だと思っています。もちろん、特に若い人はいろんな種類が試せる食べ放題を好む、というのは理解できるのですが。。

お昼時だと、1000円を切る価格で、何種類かのランチセットを提供している店も多いですが、これも選択に迷うところです。でも、自分が田舎からの旅行者で、仮に一生に一度の横浜中華街かもしれないと仮定した場合、安いだけの店を選ぶのかなあ、と思うのです。

逆に自分がお店の人だったとして、(広義の)中華料理のお店、というところから、どうやって差別化していけばよいのでしょうか?

これウチだけです、という何かが欲しい

あれもこれも、ではなく、このメニューだけはここにしかないとか、どこよりも美味い!という名物をひとつ作ることです。
こうすることで、来店客のほとんどはこのメニューを頼むことになるので、食材管理でもメリットはあるでしょうし、そもそも幅広いメニューを準備しておく必要がありません。

食べ放題ではなく、

特色あるメニューやそこでしか得られない経験

で勝負してほしいなと思います。

これって何にでも当てはまるお話では?

結局、自分がどのように他と違うのか、を明確にでき、その差分が、客を「おっ!」と思わせられるものであれば、イマドキならSNSなどで、一気に広まる可能性があります。

こういう視点、他の業界や、サラリーマンであっても同じことが言えるんではないかと思います。

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