不信感の払拭が難しい

もういっちょ病院・入院ネタ。

当初予想していたように治療が進まず、高熱やダルさ、食欲不振などが続き、予定よりも一ヶ月以上入院が長引いているような状況になってくると、それまでの治療の妥当性、医者や看護師さんの言動などにどんどん不信感を持ってくるようになる。実際に、看護師さんの間で申し送りがうまくいってなかったり、医者のあいだで言うことが違う、ということも発生するので、そうなる火種があるにはある。そして、家族が医者と話をしているだけでも、何らか隠し事があるのではないかと疑い始める。

こうした場合、(本人の性格にも大いに依存するが)包み隠さず事実を話してもなかなか相手には伝わらない。

 

こういうときは一般にどうすべきか?今考えているのはこんなところ。

・(遠方なので)普段お見舞いやお世話にきていない第3者に登場してもらい、客観的に状況を話し今後の進め方を本人に進言してもらう

・一泊でも二泊でも、外泊して、まずリフレッシュしてもらう

 

今までの治療でうまくいっていないのだから、これからの治療も副作用が出るだけで何もいいことないんじゃないか。ならやりたくないという患者の気持ちもわかる。適切な治療を進めたいという医者の気持ちもわかる。

対 人間については、理詰めでいかないことはある。誰でも、痛いことや、希望がみえない状況はイヤなものだ。

ここでは単純な説得はあまり意味をなさないだろう。

 

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