やはり、本番が一番勉強になる

仕事も遊びも。

バンドの話だが、来月またライブがある。スタジオに籠って練習しているよりも、ライブのほうが学ぶことが多いし練習になる。ライブだと予期しないことが起こる。予期しないことばかりだと言っていい。
汗ですべってまともに弾けない。
自分のギターの音が全然聞こえない。
自分のコーラスの声が全然聞こえない。
ギターの音が思ったのと全然違う。
ケーブルが抜けて急に音が出なくなる。
マイクに接触して感電する(まあこれはもうトラブルの範疇ではないが)。
などなど。

仕事上のプレゼンなどでは、

PCからプロジェクタに出力されない。
打ち合わせが押して、時間がない。
見ているひとの大半が寝ている。
見ているひとの大半が悪意に満ちた目である。
出力した資料が、修正前の古いほうだった。
急に、外人もいるので英語でやって、と言われる。

まあいろいろある。
ライブもプレゼンも、これまで結構やってきたけど、これまで学んだことはこんなところかな。

自分の感触としての「出来」と、見ていたひとが受け取った「出来」は全然違うことがある
バンドのライブも、プレゼンも、自分の感触の基準は「ミスなく出来たか?」という点に終始してしまい勝ちだが、見ているほうは実はそんなことどうでもよくて、「面白かったか」「印象に残ったか」みたいなところなのだ。だから、自分の感触と、見ている人の印象とは真逆だったりすることはある。
どんなプレゼンでも、どんなライブでも、一度は「笑いが取れた」というのは結構重要な指標かもしれない。

自分にとって「とんでもないトラブル」が発生したときでも堂々としていれば良い。トラブルと思っているのは自分だけで、意外と進められるものだ。
プレゼンの前置きとして、いろんな言い訳をするひとがいるけど、そんなことはどうでもいいのだ。

相手の質問は自分でもう一度繰り返すと良い
これはプレゼンのはなし。質問者の質問は、他の人にはちゃんと聞こえていないことが多い。質問が分からないのに回答だけされても他の人にはあまり役にたたないかもしれないから。

ちょっと遅いかな、くらいでちょうど良い
これはライブもプレゼンもそう。緊張する場では、どうしても早口になってしまう。ライブでも、アドレナリンのせいか、無意識にテンポが早くなってしまう。だから、意識的にゆっくりやって、ちょっと遅いかな、くらいで後で見てちょうどいい感じになっているものだ。

 

余裕もって出来るようになるためには結局、場数かなと思う。
練習ばっかりしてないで、本番に出ちゃいましょう。

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