NPO を「やりがい搾取」の場所にしない

ブログのサイドバーにもリンクを貼り付けていますが、NPO活動も行っています。

川崎スマートライフ推進会

ここでやっていることは、簡単にいえば、

シニア層向けのIT活用支援

です。活動は6年目くらいになりますが、需要およびその活動意義は、大いにあると確信できています。ただし、問題は、

儲からない

これに尽きます。
NPOなんだから儲けなくてもいいではないか、あるいは儲けてはいけないんではないか、と思われてるかもしれません。ボランティア的な活動だから儲ける気はない、助成金をもらえるからなんとかやっていける、というのが大半のNPO的視点かもしれませんが、私個人の基本的スタンスは、

儲けられない活動はやり方が間違っている。
儲けられない事業は継続できない。

という考え方です。もちろん、世の中、絶対儲からないんだけど誰かがやらなくてはならない活動というのは存在するのは理解します。が、私たちのやっている活動は、

収益を上げられるべき

だと思っています。そういう気持ちでやっていかないと、何も改善する気が起こらず思考停止してしまうんですよ。

社会人あるいは学生さんがボランティアで参加してくれたりすることも増えましたが、我々が支払えるのは交通費くらいです。みなさんやり甲斐を感じて参加してくれているのですが、正直、こういうのも一種の

やりがい搾取

になってしまっているのではないかと考えています。
もちろん、望むところではありません。きちんとそれなりの金額をお支払いしたいと思っています。

そのためには、きちんと収益を上げなければなりません。なんとか助成金を貰い続けるという方向性もありますが、自立できるにこしたことはありません。

ということで、今期はきちんと収益を上げられるように行動していきたいと思います。

 

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