社会人経験は重要

学校の先生も含め、公務員になるには、一般企業において一定期間以上の社会人経験を必須とすべき、というのが私の考えです。

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先生はやはり説得力のある意見を持っていて尊敬されるべき存在

自分が小学生のころからおかしいと思っていたのが、大学を出たばかりの若い人が、学校に赴任して、先生と呼ばれることです。この人にどれだけ先生と呼ばれるだけの経験、知恵があるのだろうと疑問に思っていました。自分より”先”に”生”まれたのは事実でしょうけど、尊敬の対象にはならなかったということです。

学校の先生やお役所で働く人には、一定期間(たとえば3年以上)の社会人経験を必須とすべきではないかと思っています。そのような職種ではまだまだ、世間からズレた人が多いのではないかと感じます。もちろん皆がそうと言っているわけではありませんが。

単純に年を重ねれば良いというものではありませんが、大学出たばかりの若者が先生と呼ばれるのはちょっと違う気はします。

先生という言葉は結構重みがあるものだと思っていて、軽はずみに使われるべき呼び方ではないと考えます。

例外はあるけどそれは本当に例外

確かに、たとえば社会人経験なくして起業してうまくいっているひともいます。そういう人は別の話ですね。社会人経験を経ないことで角(カド)が取れず尖ったままで生きているひとともいえます。それはそれで素晴らしいことです。でもまあ、そういう人は公務員目指しませんからね。

反発は多いでしょうね

実際のところは、現場の反発は多分あるでしょうし、制度がそう簡単に変わるものではないでしょう。でも、この道一筋何十年というのが美徳と考えられる文化の弊害の部分にも目を向けるべきかな、と思います。

ちょっと話がずれますが、コンビニで大声だして店員にキレているご老人などを眺めていると、家庭の中に居場所がないのだろうなという推測などもしつつ、ああこの人は客商売とかはしたことないんだろうな、といった想像もしたりします。まあ実際のところは分かりませんが。

何事も、広い視点が重要ですね。

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