仕事を変えるか変えさせられるか

昔いた会社の人とランチをしました。そのランチの場で聞いた話を思い起こしました。

極めて日本的な会社になってたことに落胆

この秋の人事移動で、エンジニアのひとが急に営業にコンバートになったそうです。人手不足を補うという体があるようですが、実のところは、人を減らしたいという会社の方向性が透けて見えるとのことでした。つまり、営業にコンバートして、対応できない人が自分から辞めていくのを待つ、それなりに適応した人は、地方営業所に移動させて、いろんな事情で移動できないひとが辞めるのを待つ、といったようなことでしょうか。

どんなタイプの仕事でも臨機応変にやっていきますよ!という人ならまあいいでしょうが、俺はエンジニアだ物作りをするぞというタイプだと辛い状況だと思われます。

会社としては3期連続の赤字、株価は数十円(10円代後半の範囲)という状況です。

新卒で入った会社で、新卒の同期も半分くらい働いています。それに、株主のひとりでもあるので、収益を上げて株価も上がってほしいと思っています。でも内情を聞くかぎり、前向きな打開策をうっているようには思えなかったです。

良い悪いではなく価値観の問題ではあるが

個人の人生としては、あるひとつの会社に人生を委ねるのか、レールを降りてケモノ道を行くのか、どちらが良い悪いではないので個人の価値観で選ぶしかない。

会社で働くという立場であれば、上記のような状況になるリスクは常にあるのでしょう。であれば、私は、一定の保証はありながらも無理やり仕事を変えさせられるより、自分で自分の仕事を決めるほうがいいなと思います。

死ぬ間際に、「ああ、つまらない仕事ばっかりしてたな」などと回想するよりも、「全然儲からなかったけど好き勝手なことやってたな」と苦笑いしたいと思っています。

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