授業の板書を写真撮影することの是非

こういうポストがありました。

授業の板書の写真撮影と「学ぶ」ということ

授業の板書をカメラで撮影することに賛成か反対か?

私の意見は、

撮ってもいいけど、無音カメラでやってね。

です。周りでカシャカシャやられると気が散るので。

今時、授業の内容を全部、黒板に書いていくような授業をしている時点で時代遅れだと思いますが、生徒のほうがどのような形で保存するのかは、ひとりひとりの自由でいいと思います。

私だったら、ボイスレコーダも使うだろうな。ビデオ撮影はさすがにちょっと面倒臭い。

書いて覚えるということをしなくなる、という意見がありますが、そんなことしないで済むならしなくていいと思います。学習する元データさえあれば、あとで書きたきゃ書けばいい。

板書を書き写すのに熱中すると、思考しなくなるんです。ノートに書くことが目的になってしまう。それならサクッと写真に収めたほうがいい。

もちろん科目や授業の目的で変わりますが、理想的な授業は、

  • 授業のアウトラインとなる情報は、事前に教師から資料が提供されている(ドロップボックスとかね)
  • その情報をベースに、教師が話し(議論)を回す
  • その過程でのキーとなるフレーズなどを板書していく

こんな感じだと思っています。

そのためには、思考する余裕がほしい。

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