(失敗)公共交通機関を過信しない

日本の公共交通機関はとても時間に正確である。たしかにその通りだと思う。2,3分送れるだけで、お詫びのアナウンスが流れる。ほとんどの場合、ダイヤ通りに運行される。だから、利用する側の我々もそれが当たり前と思ってしまっている。その結果、目的地に到着するためのスケジュールをギリギリに設定してしまう。たとえば、12:00 に目的地に到着する必要があるときは、11:55 くらいに現地到着するようなスケジュールを考えるのだ。

Dresden
Creative Commons License photo credit: Bert Kaufmann

昨日はそれで失敗した。JR改札に入ったとき、ちょうど電車が到着したあとだったらしい(つまり、あと1分くらい早く行っていれば、その電車に乗れたことが分かった)。まあそれは仕方ないので、ホームで次の電車を待っていたところ、しばらくしたらアナウンスがあり、ドア故障によって途中の駅で止まってしまっているとのこと。復旧のメドも明確ではないようだ。ホームにはだんだん人が増えてくる。

もうちょっと早く出かけていれば良かった、せめてあと1分早く来ていたら、前の電車に乗れて、こんなことにはならなかったのに!

という後悔をしつつ、このままではどうにもならないと判断し、JR改札を出て、バスのりばに向かう。残念ながらバスが出るのは40分後!!仕方ないのでタクシーに乗って目的の駅までいくことに(最終目的地はその駅からさらにバスで向かう)。本来乗るはずのJR線高架下をタクシーで走るのはなんとも勿体無い感じだった。しかも、目的の駅に到着する直前に、復旧した電車に抜かれた。つまり、そのままJRで待っていればもっと早く目的の駅に着いてたのだ。でもこればかりは予測できない。

JRにタクシー代出せ!と迫りたいくらいだが、こちらが取れる対策はひとつしかない。

早めに現地に着くスケジュールで動く

ことだ。

ギリギリのスケジュールをたてるのではなく、30分くらい前に着くようなスケジュールで動く。現地で少しブラブラする、カフェで一服するくらいの余裕を持ったスケジュールで動くべきだ。それなら、万一その経路上で問題があってもリカバリーしやすい。

ギリギリのスケジュールで動くことが時間を有効に使うことだと思い込んでいたが、果たしてそうだろうか?決まったスケジュールの前後に緩衝領域があることは、精神衛生上も良いことなのではないかと思っている。

 

EXCLUSIVE - Waffle House grill cook cheat sheet
Creative Commons License photo credit: nickgraywfu

 

 

タイトルとURLをコピーしました