具体的な案を出そう

ふと思い出したことを書きます。

あるスタートアップの社長さんから聞いた話。

業界的には、大手企業のリストラなどもあり、転職市場に結構多くの人材があふれていた時期に、ある方の面接をしたそうです。大手企業で部長をしていたという人材。でも、その社長さんいわく、

私はこの会社で部長をしていました

だと全然刺さらないのだと。どういうのが期待されるか聞いてみたところ、たとえば、

私はこの会社で部長をしていて、10人や20人、必要な人材を含めたチームごと連れてくるので、こういうことをやらせてほしい。

というものだそうです。

大企業だと部長という職位そのものに価値があるのかもしれないけど、スタートアップだとそれ自体に特に価値はないということでしょうか。ああ、なるほどねえ、と思って、非常に印象に残りました(でも忘れてましたが 笑)。

もちろん、その時のスタートアップの状況ではそうだった、ということもあります。採用する側の事情やビジネスによって、やれることとやってほしいことがベストマッチしないこともあるでしょうが、より具体的な検討ができて、ビジネスを加速させるポテンシャルがあることは事実でしょう。

かたちは色々あるでしょうが、

具体案を提示する

というのは重要だと思います。

タイトルとURLをコピーしました