最初に入社する会社と、配属された部署の仕事はとても重要

会社はまあ、世間的な(つまり外部からみたところの)印象によって決めることが多いと思う。仕方なくその会社になった、という場合もあるかもしれないが、たいていはそこの会社が好きだから、だろう。まあ、いずれにしても入社する会社は選ぶことができる。

業種をまたいで何十社も受ける人もいるようだけど、それでいいのかなあ、と思うこともあったが、厳選してもダメなときはダメなんだよね。合うか合わないかなんてのは。

さて、ある程度の規模の会社となると、営業、マーケティング、開発、サポート、管理系などさまざまな業種がある。会社によっては、業種別に求人して、入社する時点でどの部署になるかあらかじめはっきりしている、という会社もある。この場合、入社するひとにとってはかなりハッピーだ。

一方、その「会社」に入ることは決まっていても、どの部署に配属になるか分からないという場合もある。自分の場合はこのケースだった。これはなかなか辛いものがある。もちろん希望部署は出すのだろうが、希望通り行くとは限らない。幸い自分の場合は、希望するジャンルの部署に配属となったので、ハッピーだったが、希望とは違う部署に配属になって落ち込んでいる同期がいたのは事実だ。しかし、補足すると、意図しない部署に配属になっても、力を存分に発揮して、「結局その部署で良かったんじゃないの?」というケースもあるため、一概には言えないが。

経験的には、最初に入社した会社を3年くらいして辞めるひとがポツポツ出てくる(もっと早いケースもあるかもしれないが、それはあまりハッピーなケースではないかもしれない)。で、10年くらいたって、同期入社の大体半数が転職、半数はそのまま働いている、という状態になり、その後の変動があまりない、という状態になる。私は、早い時期(3年半くらいだったか)に転職したほうだった。価値観次第なので、転職組が良いとか、そのまま働くほうがいいとか、そういうことではない。

で、いま思うのは以下のようなことだ。

  1. 最初に入る会社は、ある程度の規模のほうがいいと思う。同期入社の人数がある程度いれば、彼らは会社の各部署に散らばる。情報が入りやすい。また、大きい会社から小さい会社への転職はわりとイメージしやすいが、逆はあまりないかもしれない。ただし、大きい会社内部の論理は、社会通念上逸脱している場合もあるので、価値観を俯瞰してみる必要はあるかも。
  2. 自分がいる部署の仕事だけではなく、他の仕事にも興味を持ってみること。知らないこと、知りたいことがあれば、同期ネットワークが役にたつ。
  3. ドライだけど、履歴書に書ける仕事をしているか常にチェックすること、最初の会社をやめて転職しようとすると、意外に書くことがないのに気づく。アピールできる仕事内容なのかを問い続けることは、良い仕事結果にもつながる。
  4. 辞めるにしても、それまでの会社生活で知り合った人たちと、何らかのかたちでつながっていたほうが良い。幸い、いまはいろんなツールがある。ツイッターとかフェイスブックとか。経験は最も重要だけど、誰を知っているか、誰に知られているかはその後の人生でとても重要だ。

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Hope this helps.

翻って自分はというと、いろいろ後悔がある。まあ、今となっては、これから出来ることに注力するしかないな。

 

 

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