立ち位置で変わる価値観

会社員(サラリーマン)と、自営業(フリーランス含む)の感覚の違い。

自営業にとって、報酬が発生する契約前の打ち合わせなどは、無報酬なので、費やした時間や交通費含めると赤字です。

一方、サラリーマンは、とにかく打ち合わせをやるのが好きです。でもその打ち合わせに、契約もしていない自営業を参加させる感覚は、気をつけたほうが良いです。

もちろんそれは、自営業のひとにとっては、

営業活動

にはなるわけですが、サラリーマン側は全然そんなこと気にしていない、というケースはよくあって、とにかく打ち合わせの時間コストについての温度差の違いが半端ないわけです。

サラリーマンって、打ち合わせをやると、仕事している気分になるのですね。それはよーく分かります。

一日中打ち合わせばっかりで、大変だわぁ

という、打ち合わせ自慢を聞くことも会社のなかでは結構ありますね。
まあでも、日本の会社のなかで、意義ある会議は全体の半分もないでしょう。ほとんどが、

ただの報告のための会議

で、会議じゃなくても良いのでは?という内容だったり、

結論ありきの、形式だけの会議

も少なくありません。会議してるだけでも給与が支払われるなんて、素晴らしいですね。
不毛な会議、無意味な会議に声を上げて改革していこう、という人もあまりいませんね。そんな改革するより、本当にイヤならその会社を離れるほうがラクですもんね。

なかにはフリーランスやってたけど、諸事情で、またサラリーマンに戻ったというひともいます。そういう人が担当者だと、ちょっと安心なんですね。感覚がわかるから。
一方で、サラリーマン一筋の人で、会社自体は有名である場合、本人は無意識なのでしょうが、

対外的な折衝・対応、とくに個人に対しては振る舞いが横柄

であるケースが多いように思います。

で、
言いたいことは、

・サラリーマン感覚にどっぷり浸かっている人は、社外からはちょっとやりにくいと思われていますよ
・そして本人がそれに気づけないケースが多いということ
・自分にとって当たり前のことでも、相手の立場にたって考えましょう

ということです。

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