先送りグセを治す方法

ウチのお風呂の換気扇が壊れかけていたんです。ファンは回っているけど音がすごく大きくて、なんだかあまり湿気を排出できていない感じで。

そんな状況でも、まあお風呂は入れるので、だましだまし2ヶ月くらいやり過ごしてたのですが、どうにも音が大きくなってきて落ち着いて入ってられなくなってきたので、ようやく重い腰を上げて、管理人さんに連絡して業者さんに見てもらいました。部品の取り寄せやらで、結局修理完了まで10日くらいかかったのですが、修理後は、ファンが回っているか分からないくらいの静音。。。おぉスゴイ。なんだ、これだったら、

もっと早く修理しておけばよかった!!!

そう、こういうこと、結構多いんですよね。
とりあえず何とかなるから、だましだまし先送りしてしまっていること。今修理すればより便利で、快適で、かつ、コストもかからないこともあるのに、なかなか動けないこと。それは多分、日常的にやっていることではなく、

一年に一度くらい、数年に一度くらい、あるいは一生に一度くらいしかないこと

なんですよね。日常的なことは、やり方が分かってるからそんなに思考がグルグルしないんです。でも、滅多にやらないことは、手順が明確に見えないから、あーーとりあえず今はいいや、ってなる。

で、この問題を回避するにはどうすれば良いか、私の考えた方法は、

行動するにあたって一切の感情を挟まない。自分がロボットになったような感覚で淡々と行動する。

というものです(笑)
今風にいえば、AIだったらどう行動するだろう?と想像して、その通りに自分で動いてみるのです。

近い将来、「お風呂の換気扇がおかしいから修理依頼しといて」っと言っておいたら、万事手続きしてくれるAIが出てくると期待しますが、それまでは自分でそれをやりましょう、ってことです。

重要なのは、「ああなったら、こうなるかな」とか、「こうなったら、ああなるかな」とか、先々のことをあまり考えすぎないことかと思います。それやるとどんどん面倒くさくなるんですよね。1番手前のステップにフォーカスしましょう。

書いてて思ったのですが、先送りのヤバい例って、引きこもり中年のようなケースですね。あれって、やっぱり親や周りが甘やかして(問題を先送りして)、どんどん問題を大きくしてしまった例じゃないかと思いますね。早い時期に、正面からぶち当たっていれば、状況は変わっていたのに。。。

めったに起こらない、日常的ではない問題について、我々はなんだかんだと先送りしがちなんですが、そういうことには、色々考え込むのはやめて、やるべき最初のステップを、機械的に淡々とこなすことをまずは目指しましょう。

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