疲弊しない働き方をしつつ創発を促す

コミュニケーションは重要です。でも通勤は重要ではありません。

赤坂ランチオフ

基本的に「通勤」否定派です。もちろん、現場に行かなければ仕事にならない仕事(たとえばお店とか)は別ですが。

オフィスに通勤して仕事をすることを肯定する意見としては、

  • 仕事モードに切り替わる
  • いろんな邪魔があり家では仕事にならない

であったり、

  • そもそも通勤という苦行に耐えるのが仕事の半分くらいだと思っている

という意見もあります。また、

  • 人間と人間の直接のコミュニケーションのなかで生まれるアイデアやイノベーションを重視したい

というものがあります。この点には賛成します。 face to face のコミュニケーションには Skypeなどではできないものがあると感じます。

が、

毎日じゃなくていいと思います。

提案したいのは、

  1. 各自の仕事上の TODO を社内の誰もが見られるようにしておき、随時更新していく。
  2. 明確なTODOとして見えていないようなぼんやりものをとりあえず列挙しておく。仕事以外のことでもOK
  3. 他人のエントリにたいし、気になる項目のある人、意見のある人は適当にその項目にコメントしておく(この部分は手伝える、これはやらなくていいのではないか、これはこうしたほうがいいとか)
  4. 週1回を目安に、各自が自分のリストに興味あるひとと face to face で話する。リストのアップデートする。

という感じのもの。この2番が結構大事だと思う。
要は、各自がどのようなものに興味あるのか、どんなことに問題意識をもっているのか、何がぼんやりと不明で課題となっているのか、を随時更新して、
分かるひと、同様に興味あるひとと話をして膨らませていく。
ただ漫然と毎日会って世間話しているだけでは、創発なんて起こらない。お互いの懸案、もやもやした課題をぶつけ合うくらいでないとね。

会う日は、がっつりとディスカッションに集中する。
そういう風にすれば、週1日もしくは2日で、出社は充分なのでは?

会う日が少なければ大事に使おうと思うもの。
むしろ、毎日会ってるほうが、コミュニケーションが軽視されがちになると思う。出社はしても誰ともしゃべらないで黙々と作業してるとかエンジニアには割とある。

私も、オフィス出社が当たり前の環境においては、上記のような方向で文化を変えていきたいと思う。

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