今年(2019年)は9月までに、香港・マカオを4回訪れています。
1月(1回目):香港から日帰りでマカオ宿泊なし
5月(2回目):ベネチアンマカオに4泊
7月(3回目):シェラトン コタイ セントラルに5泊
9月(4回目):ギャラクシーホテルに3泊、ホテルサンサン2泊、シントラホテル2泊、グランドコロアンリゾート3泊
で、感想です。
中国人の経済力は桁違い
特に、ベネチアンとか行くと分かるんですが、日帰りと思われる中国人がバスでひっきりなしにやってきて、カジノもショッピングモールも、歩きづらいくらいの混雑になります。しかも、カジノで賭けるレートが 1000 とか 2000 とかで平気でやっていて、もっと高い High Limit のエリアでも相当な混雑ぶりです。もちろん中国人みんなではないにしても、全体の経済力がかなり底上げされていて、持っているひとはメチャクチャ持っている、という印象です。
IRは悪者ではない
日本では、IR の誘致がどこになるかといったニュースがありますが、なんだかカジノがあるというだけで悪者扱いじゃないですか?実際のIRやカジノを見もしないで、イメージだけで決めつけている人が多い気がします。
実際には、カジノは極めて健全で、安全面もしっかりしています。かばんを持っていると、出入り口では持ち物チェックされますし、天井を見ると無数の監視カメラがあり、セキュリティ含めたスタッフもものすごい数です。つまりこれ、ものすごい雇用を生んでいるということですね。
ギャンブル依存症がどうとか、日本では話題になりますが、じゃあパチンコならいいんですか?結局、利権がらみの論法ですね。
ちなみに日本では、正直、マカオのレベルで IR 投資が行われることはまずなかろうと思います。あんなの無理です。カジノを備えた超大規模ホテルが乱立するような、思い切ったことできませんよね。せいぜい、シンガポールのマリーナベイサンズみたいなスタイルになると思います。
食が合うのでツラくない
食事に関してはもちろん好みはあるでしょうが、比較的日本人の口に合うものが多いと思います。その結果、長めの滞在でも食事に飽きることなく楽しむことが出来ました。
あくまで個人的見解ですが、旅先が欧米系だとこのようにはいかず、滞在中に、和食を食べたくなるんです。
アウェイの地はストレスがあるがそれを楽しめるかどうかが重要
マカオに限ったことではありませんが、言葉が通じない国にいくと、食事のオーダーにも困ることが多いです。観光客慣れしたホテルやお店であれば英語も通じて問題ないのですが、ガチのローカル店に行ったりすると、メニューもすべて広東語、英語いっさい通じずというケースもあり、そうなるとなかなかストレスフルなものです。このとき、自分の無力さを感じるわけです。なんだ、食事のオーダーも出来ないのかと。
そういった、無力になる場所にときどき自分を置いてみようと心がけているのですが、その点で、香港・マカオはちょうど良い訪問先になります。治安も良いですし(香港のデモ関連は極めて例外ですよね)、とんでもないことにはなりにくいと考えます。
正直、インドとかハードル高いですよね。
蒸し暑さは東京も相当なもの
9月にマカオに行ったときには、マカオのほうが若干涼しく感じましたね。特に日陰は涼しいです。
7月は同じくらいだったか、湿気についてはむしろマカオのほうがすごかったかもしれません。でも、全体的にみて、気候はもう、東京と香港はあまり変わらないような気がします。
緯度的には東京がだいぶ上なんですけどね。
香港・マカオは良いところ
良いところでオススメですよ、というのが結論です。今年だけでこれだけ行ってますが、まだまだ行きたいところがあります。
香港のデモ関連は、早く良いかたちで落ち着いてもらいたいものです。個人的には、香港・マカオの混沌とした町並みと喧騒のぐちゃぐちゃな感じ(良い意味で)が好きなので、今までどおりのところであってほしいと思っています。
ホームページトップの Pictures タブにある香港・マカオの写真は、さらに今後追加しようと思います。
また、旅行中の個別のネタは、ブログネタとして追って掲載したいと思います。