先日もスタジオでリハでした。
部屋にあったのは JCM900、まあ、いつものヤツですね。
・・・と思ったらちょっと違ったのです。
マスターボリューム以外に、
- PREAMP VOLUME
- SENSITIVITY GAIN
という2つのツマミがありました。こういう機種もあるのですね。歪み具合をどうするか、というところと想像できますが、はっきりこれらの関係性が分からなかったので調べてみました。
JCM900 Handbook というドキュメントが見つかったのでそれを見てみると、
item 3 の Sensitivity Control は、セカンダリゲインレベルとされています。
ECC83 というのは 12AX7 真空管ですかね。それが余分についてて、ツインゲインコントロールによりハイゲインにできる、ということみたいですね。
前段の item2 というのが PREAMP Volume で、これが 0 – 10、後段の item3 が sensitivity でこれが 10 – 20 と、たしかにパネルにもそのような数値がマーキングされていますね!
ということで、本来的には、まず PREAMP Volume で歪みを作ってみて、それでも足りなければ Sensitivity で足していく、という感じですかね。
これらのツマミの位置付けは分かりました。
まあ、個人的にはアンプ側はほぼクリーン設定で使うので、あまりこだわりはないですが、アンプのみでディストーションを作るひとには、Sensitivity は重要なオプションになり得ますね。