この半年くらい、Distortion 系のエフェクターをチェックしていました。要求として、
出先のスタジオやライブハウスで遭遇する様々なアンプにたいし、安定した歪みを提供してくれるもの
という感じでした。
候補の筆頭は、Friedman BE-OD でした。まさにモダンハイゲインという感じのサウンドで、どんなアンプでもそれなりの音になる、という印象でした。
ネックとなるのは、ちょっと高い(といっても 2、3万なんですが)というところで、やや躊躇していました。
BE-OD の回路図やPCBレイアウトなどが公開されているらしく、そういうのをもとにコピー版を作成して売っている人がメルカリなどで見つかります。1万円切る価格だったのでそれでもいいかなというところでしたが、当面ライブやリハーサルの予定もないので、まあいいか、という感じだったのです。
ところが、たまたま、Joyo という中国メーカーの UZI というディストーションペダルがあるのを見つけ、これも Friedman BE-OD コピーっぽいものだと知りました。値段は5千円くらい。
お!これなら!と思って試しに買ってみました。
小さなアンプでちょこっと弾いてみただけですが、Gain は9時くらいのところでも十分使えるのではないか?というぐらいの歪み方です。歪むんですがそんなに下品じゃない。
また、Low/Mid/High のトーンコントロールが割とセンシティブに効きますので、アンプ特性に合わせた調整が足元でやりやすいでしょう。
また、Bias の調整によってサウンドのキャラクタが変わります。ブリティッシュとアメリカンという言い方をしている人もいますね。タイトさっていうのかな、そんな感覚の調整です。
サウンド例は既にたくさん Youtube に上がっていますがそのひとつを貼っておきます。
まだ、自身でデカイ音で試していないのでなんともいえませんが、歪みパートとしては使ってみる価値ありそうです。ただやはりこれだけだと、あまりにもドライサウンドすぎるので、Delayとかの空間系エフェクトは欲しくなりますねえ。
やはり Boss GT-1 と併用かなあ。
まあとにかく、次回のライブ(いつ?)では使ってみるつもり。
これまではバンドアンサンブルを重視したおとなしい設定でしたが、もっとワイルドな、やかましいギターにしてみようかなと思っています。