病院に行くのを後回しにするのは命取りになるかも

コレステロール値は高いものの、至って健康です。が、ここ数週間ほど、耳の後ろあるいは周辺がズキッと痛むことがありました。日に数回程度で、そんなに痛いわけじゃなくて、ちょっと気になるという程度でしたので、放置していました。
小学生くらいのころ、中耳炎をずっと患っていて、小学生のころのプールの授業はほとんど見学していたような記憶があります。その遺症的な感じで、片方の聴力がやや低いです。
そういう経緯もあって、大きな病気の予兆であるとイヤなので、診てもらうことにしました。

探したのは隣駅近くの耳鼻科です。良いなと思ったのは、ウェブで予約できること。
先生に、上記のことを話すと、まずは聴力検査してみましょうということになり、

・標準純音聴力検査
・チンパノメトリー

という検査をしました。
聴力の方は、ヘッドホンをつけた通常の検査と、骨伝導?による聴力検査の2つをやりました。予想通り、片方は通常範囲内ですが、もう片方は通常より聞こえづらいということは改めて確認できました。ちなみに、正常な聴力とは、検査値のなかで30dB以下が基準となるようです。


もうひとつの、チンパノメトリーは、始めたやった検査でした。イヤホンみたいなのを耳に差し込んで耳のなかで圧力変化を動的につくり、鼓膜を押したり引いたりして検査するものらしいです。が、この検査、悪いほうの耳では正常に検査できませんでした。

 

ということで、耳の中を精密に見てもらった結果、バルーニングといわれる現象で、鼓膜が外側に膨張している状態になってて、その結果チンパノメトリーがうまく行かなかったのではないか、とのことでした。そのあたりの圧の変化によって、痛みを誘発するのかもしれないということでした。

めまいもないし、ひどい痛みが続くわけでもないので、とりあえずしばらく様子みましょうということになりました。もし痛みが続く、ひどくなるということなら、CT撮りましょうということに。大事なのは、現時点では原因を楽観的に断定していないということです。

一応くすりを出しておきます、ということでビタミン B12 錠剤のメチコバールを2週間ぶん処方されました。

具体的な治療をしたわけではありませんが、少なくとも緊急性の高い事象ではないということは分かりました。これだけでもだいぶ気が楽になるものです。普通の会社員をしていると、どうしても、病院にいくというと半休とらないと、みたいな話になって、つい先送りしてしまうものです。でも、確率は低いけれどそれが文字通り命取りになる場合もあるので、気になることはとりあえず病院に行ってみる、ということをオススメします。

 

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