IBMの「野鴨の精神」

結局、個人の価値観の問題なんですが、所属する会社の悪口ばかりいうのはカッコよくないですね。

野鴨の精神、というハナシを知りました。共感します。そちらからの引用:

「毎年秋頃になると、鴨の群れは食べ物を求めて南へと旅立って
いた。ある日、近くに住む老人が野鴨にエサを与え始めた。
すると、冬になっても、その鴨の群れは南へと飛び立たなくなって
しまった。飛ばなくとも食べ物にありつけるので、鴨たちは太って
いき、飛ぶことすらしなくなった。そして、その老人が亡くなり、その
飼いならされた鴨たちは、もはや飛ぶことはできず、全ての鴨が
死んでしまった」

サラリーマンでいうと、定期的に給与がもらえる企業に居着いてしまい、会社の外に出られなくなる、というところでしょうか。状況に甘んじてるとは頭では分かっているのですけどね。

どちらが良い悪いではなく、価値観の問題だと個人的には思います。サラリーマンの立場でも実現できることは多いし、学ぶことも多いはずです。サラリーマンと独立したひと、どちらが上とか下とかではないと思います。

ただ、所属する会社の悪口ばかりいうひとは、カッコ悪いと思います。自分が選択したことなのに。思うところはあっても、粛々とこなす人はカッコいいと思います。だから、所属する会社のことをどう言うかで、その人の考え方が分かります。

タイトルとURLをコピーしました