固定した価値観は勿体ない。
シニアのかたが持っているノートパソコンは、ほぼ例外なく国産です。東芝とかNECとか。
多分、外国産は品質が悪いと思っているのでしょう。そういう時代を現役で生きてきましたから。もっと安くていいのありますよ、と言っても、日本製でないと分かると興味をなくしてしまいます。国産だと、困ったときの電話サポートがあるというのも理由だそうです(有料だったりもします)。でも、実際はほとんど電話がつながらないこともあると聞きます。
それを、無理やりどうこうするつもりはありませんが、なんだか勿体なあと思いました。
似たようなことに、スマホなどを選定するとき、困った時に相談にいける店舗がないと不安、というものです。つまり、その時点で、格安スマホの選択肢がかなり狭まるわけです。結果的に大手に流れてしまうのです。フリーテルなどは店舗を増やそうとしているようですが、シニアの人たちにとっては、なんだかんだいって、大手の安心感というのが大きいようです。
「困ったときの相談相手がいない」
という人たちにむけて、私は NPO として活動しているわけですが、まだまだ、相談相手にはなりきれていないな、と痛感します。
価値観を変える、新しい考え方にも柔軟に対処する。
価値観を変えるのは、基本的に疲れることで体力も要ることかもしれませんが、私は、年を取っても柔軟でありたい。