横浜中央卸売市場の「もみじや」は残念な変貌を遂げていた

[追記]

旧もみじやの店主はこちらでお店をされているようです。ぜひ行ってみたい。

 

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久しぶりに刺し身をたくさん食べるのを目的に、土曜日の朝、横浜中央卸売市場の「もみじや」に行ってみました。しかしその感想は、残念の一言に尽きます。

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まず現場周辺に行って驚いたのは、もみじやには行列がなく、ほかのお店に行列ができていたことです。はて?と思いながらも、もみじやに入店。お店のなかは改装されて綺麗になっていました。それはいいのですが、メニューがかなり残念な感じに変貌を遂げていました。

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いつもは、おまかせ定食を頼んで、えんがわなどを含むたくさんの刺し身と、1パックまるごとのウニ、さらにお盆に載り切らないサービスの煮付けなどを堪能していました。が、今は、普通の刺し身定食でした。ウニもあるけど黒くて新鮮さがありません。

他のお店に行列ができていた理由が分かりました。以前は、もみじやだけに圧倒的な行列ができていて、他の店は閑古鳥(失礼!)という感じだったのに、今は逆です。お客さんは本当に正直ですね。現状では、もみじやよりもむしろ、近隣の木村家、伊豆屋、カネセイといった食堂をおすすめします。

ただの改装ではなく、経営者も変わって全く別の店になっていたのです。名前は同じでも中身はもう違うのです。

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いまのもみじやは、過去のイメージで再び来訪したお客さんは、多分もう二度と行くことはないと思います。私もそうです。初めて行った人にとっては、まあそれなりなのかもしれませんが、過去に行ったことあるひとはどうしても比較してしまって、サービスが劣化したと捉えます。今回のことから学ぶことは、

  • お客さんの期待を上回るサプライズがないと継続的に人は集まらない
  • ビジネスライクな側面が大きく見えるようになると、サプライズどころか客は覚める

ということです。今のもみじやは、明らかに、過去の良いイメージを食いつぶしながら運営しているように見えます。今度、田舎から叔母が来たときにでも連れてきてあげたいと思っていたのですが、もはやそういった候補の店ではありません。もちろんビジネスとして収益ベースにのせることは店の継続には重要なのですが、楽しませ方はいろいろあると思うんですよね。市場まで来て普通の刺し身定食じゃダメでしょう。

ちなみに、横浜中央卸売市場では、定期的に様々なイベントを開催しているようです。行った日もちょうどイベントが行われていました。まぐろ解体販売やお魚捌き方教室、野菜の即売や魚河岸汁の無料配布などがあるようです。こういうイベントはいいですね。

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一応、もみじやの情報貼っておきます。

 

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