慶応大学の日吉で、ソニー寄付講座による無料のシンポジウムがあったので申し込んで行ってみた。
流れは、
まず、コーディネータの所教授がカンタンなお話
次に、清家氏によるお話
次に、石倉教授のお話
最後に、3名でのディスカッション(清家氏は途中退席)
時間は 18:00 - 20:00
以下、自分用のカンタンなメモ。
・Peter Cappeli
Employment on demand
人材は外から買うべきか、内部で育てるべきか。その割合は?
・ダボス会議
包括的成長と雇用の創造、が#1アイテム
・新しい時代に必要なスキルが得られない
シリコンバレーはスキルを持った人が足りなすぎる-雇用のミスマッチ
2020/2030 には人材不足になる国が多い。特に日本、ドイツ、米国はプロフェッショナルが足りない
新興国ではマネジャーも足りない
(対策)スキルギャップを満たす教育、モビリティ向上(国境や職種を超える)
(新しい試み)エキスパートや経験者との交流。バーチャルとリアルの組み合わせ
日本は人材後進国。昔より質下がっている。特にアジアと比較して。
日本は、世界から必要な人材をとるという感覚がない
学び続ける力が必要
・新しいモデルが必要
各機関の連携
国境を超えたアクション
短期と長期のバランス
・適材適所に人をとるには、流動性が高いほうがよい
一方、その場合、会社は人に投資しなくなるかも。
企業が社会に貢献しつつ利益をあげるという方向性になってきているので、改善はされるかも。
・昔はNeedsのサチュレーションなど考える必要がなかった
これからはサステナビリティも考える必要がある
・リベラルアーツ教育は重要
世界の問題の多くは、リベラルアーツ的である
・求められる人材
MBA+デザイン思考(あるいはものづくり)
コンセプトを作る力
実現する力
photo credit: Lars Plougmann
日吉で18:00からなので、都心で働いているかたにはちょっと厳しいかもしれないけど、無料で聴講できるのはいい。ちなみに次回11月は品川のソニー本社が会場となる。時間があるひとにはオススメ。