成功と幸せのための4つのエネルギー管理術―メンタル・タフネス | |
ジム レーヤー トニー シュワルツ 青島 淑子 CCCメディアハウス 2004-10-22 |
最近読んだジムレーヤーの本。メンタルを鍛える、といった方面の著作が多いひとだね。
自分のためのメモと言う感じで書きます。
photo credit: h.koppdelaney
4つのエネルギー: 肉体面、頭脳面、情動面、精神面
エネルギー貯蔵量を増やすには、トレーニングのなかで、自分の限界を超えて頑張ることを体験する必要がある。全ての要素は、肉体の超回復と同じ。人を殺さない程度の不幸が、人を強くする。
エネルギーを使い続ける -> 頭脳と情動が、直線的になってしまう
エネルギーを使わなすぎる -> 肉体、精神面が直線的になってしまう
意識してする努力はそれほど長続きしない。習慣化するべき。
エネルギーの消費と回復
自分の体の欲求と自然の周期的なリズムに合致した休息をはさみ、一日をいくつかのかたまりに分ける。
平常に戻る儀式が重要
ストレスを少なくしたり避けたりするのは、回復の機会を持たずにストレスを受けすぎるのと同じくらい良くない
情動エネルギー
与えられた機会を楽しむ、冒険に漕ぎ出す
人が自分をどう見ているかではなく、自分の信念に従って毎日を生きる。
実力を最大限発揮するには、楽しむ気持ち、挑戦する気持ち、冒険する気持ち、良い機会だと思う気持ちが重要
頭脳のエネルギー
仕事場でよいアイデアは生まれない
右脳を動かすを活動を入れる
精神のエネルギー
生きる姿勢:自分が大事と思う価値基準に従って生きる勇気と覚悟をもつこと
目的意識を持つこと。なぜ生きるかを知っているものはどのように生きるきことも耐えうる。
自分の目先の利益を犠牲にして動くことで、より深いレベルでの生きる目的を再確認し、自分の価値を再認識できる
人が本当に必要としているのは、緊張感のない状態ではなく、自由な意思で選んだ価値ある目標にたどりつこうとして、苦しみ、戦うことである。
人生で一番大切だと思う価値基準を日々心に思い浮かべる。正しいと思う意見をはっきりと打ち出す。
意見の対立があったとき
Q1
私が正しいと思うのはどちらだろう?
あまりにも簡単に誰かの意見に同調しそうになったときは、
Q2
私は誰かを喜ばせようとしていないか?
目標設定
確固とした信念や揺るぎ無い価値観を持っていないと、避けようのない嵐がやってきたとき、自分を守ることに必死になり、嵐を呪ってみたり、やる気を失ってしまう。
自分の今やっていることは、自分の価値観に合っているか?
今の生活は、この生活を手に入れるために犠牲にしているものと比べて、価値があるだろうか?
自分が大事にしたい価値は、日々の生活で下す決断に活かされてこそ意味がある。
真実と向き合う
自分の真の姿に目を開けば、自由になれる。
老子「柔軟なもの、流れているものは育つ」
ユング「対象が何であれ、過度の依存は良くない」
生活全般を検証し、自分の行動がどのようなエネルギー状態に結びついているか正確にみる。
究極的には、
「自分を受け入れること」
「自分の欠点を変えていこうとする不断の努力」
行動を起こす
パフォーマンス前の自分なりの儀式
逆境においては、物事を深く考えない人のほうがやるべきことをうまくこなせる。