「知らない」ことがカッコ悪いという文化だとスピードが出ない

こちらのブログポストを読んでいて思ったことです。

「知らないこと」を恐れないマインドセットが技術導入を加速する

全くその通りだと思います。分野は違ってもあてはまるでしょう。

日本人は、自分がそれを知らないということを他人に知られるのが恥ずかしいので、事前にある程度準備(=勉強)していこういう思考回路になります。自分が足を引っ張る立場になってしまうのがイヤだな、ということなんですが、もちろん、そういう、周りに気を使う感じは日本人の良さではあるのですが、スピード感はないんですね。自分もまさにこっちのタイプだと思います。

ある問題を解決したいとき、同じような知識を持った同じような人たちが集まっても、同じような思考回路によって原因特定に時間がかかる、ということがよくあります。逆に、問題の対象であるそのトピックについて全然理解していない人が、新しい視点で問題解決に導いていく、ということはよくあることです。日本語でも、岡目八目という言葉がある通り、日本でもそういうことがあるという認識はされているわけです。

一方で、日本は恥の文化です。

知らないことでも、とりあえず飛び込んでみて、もがいてみるというのは、日本の恥の文化の対極にある気がしますが、そんな文化なんて関係ない人たち、そうやって色んなことを短期間に習得していく人たちと一緒に(あるいはライバルとして)やっていかなければならないので、ちょっと気持ちの切り替えは必要なのかもしれません。

 

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