身近な企業買収についての雑感

昔いたアメリカの会社が、とある新興IT企業に買収されました。

一見すると、異業種の企業に買収されたという感じなのですが、逆にいえば、その新興IT企業あるいは同種のインターネット企業は、これまで別の業界とされていた分野にまで触手を広げているということになります。

私の感想は、

あぁ、時代の流れ飲み込まれてる感じがするなあ

でした。

お金はあるから、必要なものは買収して自前で作る。
ある意味垂直統合的な方向に向かっているのでしょうか。

非公開のスタートアップ企業にとって、買収は悪い話ではなく、むしろ良い話でしょう。
今回の場合、非公開とはいえもう20年企業ですから、スタートアップというにはちょっとアレですね。

個人的には、わずかながら株も持っていたのですが、買取価格が購入時とほぼ変わらないという笑ってしまう結果でした。ま、赤字ではないかもしれませんが、ちょっとどっかの銀行にお金預けてただけ、みたいな感じですかね。車はおろか、バイクも買えない程度です。

会社を売るにも、高値で売れるタイミングがあるのでしょうね。それを逃すと、なかなか、ね。。

こんな感じなので、実際のところはどうか分かりませんが、私からみたところ会社は高値で売れた、とはいえないように思います。それでも企業のオーナーもしくは初期メンバーは充分潤うのでしょう。

会社の従業員としてどんなに頑張っても、最後に儲かるのは会社のオーナーである

というのは、もっと多くの日本のサラリーマンが認識すべき点ではないかなあ、と思っています。

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