“オッサンの経験知”が通用しない時代が到来

Pocket や、はてなブックマークに山ほどブックマークをしていて、まだ未読のものがたくさんあるのですが、その中で読んだこの記事、とても面白かったです。

“オッサンの経験知”が通用しない時代が到来 山口周氏が語る、年長者と若手のあるべき関係性
終身雇用制度が崩れつつあり、政府の「働き方改革実行計画」が策定されて以降、注目を集めている副業。こうした背景の中で、書籍『ニュータイプの時代』『劣化するオッサン社会の処方箋』などの著者として知られる山口周氏による、これからの時代の「個と企業...

この中で、個人的に特にヒットしたところを挙げてみます。

歴史上「パラダイムシフト」を起こすのは素人や門外漢

これは以前から私も感じていたことです。変な予備知識がなくフラットに、ゼロベースで見ることができる人のほうが、的確な指摘ができるような気がしていたので、新しく入った人や新入社員さんとかに、なんか変だと思うことを聞くようにしていました。

一方で、自分がその新参者の立ち位置の場合は、振る舞いが難しくて、自分からあれこれダメ出しすると、総スカンを食らう可能性があるので、そこはうまく振舞う必要があります。

KPIでがんじがらめになると、世の中の変化に気づけない

近視眼的になってしまって、世の中の変化に気づけないというのも、なんだかわかる話です。たとえば何かの用途向けの半導体を作ろうとした場合、最初に仕様を決めてからモノができるまで1年以上かかることはざらですが、1年たつと世の中も変わってきてるわけです。で、関わってきた人は、それでも、世の中の変化を盛り込んだつもりで仕様変更を入れてなんとか合わせていくという感じで頑張るんですが、それが的外れだったり大した効果はなかったりします。なんとなくズレてると分かっていながら、「いやもうその半導体、必要ないんじゃね?」とは言えないし思いたくなかったりするんです。

「判断を一旦留保する」「自分の正しさに対する自信を一旦留保する」

これは、以前のブログ記事でも書いたようなことで、自分の正しさを押し付けない、常に謙虚な姿勢で物事を見る、ということですね。

「自分が考える正しいこと」を押し付けないこと

ポジションをとることは、味方と敵を作ること

私はエンジニアリングのバックグラウンドがあり、かつ、お役所仕事が大嫌いというスタンスですので、今後もこれでいきたいと思います。

エンジニアって、いかに楽をして目的を達成できるか考えて実践していく仕事で、どれだけ手抜きできるかにかかっていると思っています。だから、関わってるみんなが無駄だと思っていることを、こうしておけば丸く収まるからと盲目的に続ける姿勢は、負けだと考えています。これからも、

  • 新しいことを試す側
  • 何も考えずにやってるお役所仕事には基本的に反抗する

という立ち位置でいたいなと思います。大人の対応、というのは、長いものに巻かれることを意味することが多いでしょうけど、文句言う大人もいないと何も変わらないよね。

改めてこの記事

“オッサンの経験知”が通用しない時代が到来 山口周氏が語る、年長者と若手のあるべき関係性
終身雇用制度が崩れつつあり、政府の「働き方改革実行計画」が策定されて以降、注目を集めている副業。こうした背景の中で、書籍『ニュータイプの時代』『劣化するオッサン社会の処方箋』などの著者として知られる山口周氏による、これからの時代の「個と企業...

全部読むと長い記事なのですが、全部読むことをおすすめします。

 

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