医者は接客業だと思ったほうが良いのでしょう。
熱などはないのですが、咳が三週間ほど続いていたので、以前から行っている、近くの医者に行きました。
・Web から予約できる。
まずこの医者の良いところです。次に、
・医者としてこの病状にたいして、どういう風に考えていて、何を確認したくてどういう検査をするか、といったことを明確に説明してくれる。
これが重要です。そして、
・検査した結果、重大な事象は発見されなかったのでまずはご安心を。現在の症状に合うと思われる薬を数種類、1週間ぶん出しますのでそれで様子を見させてください。もし症状が変わらないようなら、別の薬に変えてみるなど対処します。
という道筋を示してくれる。これも重要です。
逆に、最悪なのが、
・医者としての思考プロセスをシェアする、などという発想ゼロで一方的に診断する
・診断がすぐに下される。しかも、楽観的な診断に結論づけられる。
というようなパターンです。こういう医者は、いずれ誤診します。
患者が医者に遠慮する必要などありませんから、そういった場合は、すみやかに医者を変更しましょう。そして、しかるべき口コミサイトなどで、きっちり情報シェアしましょう。
で、言いたかったのは、
自分が対象とする事象にたいしどのように考えていて、どういう行動をとろうとしているのか、他者にきっちり説明し、さらに、行動した結果に対しさらにどういうアクションをどんな予定で実施するのか、をしっかり共有して納得してもらうことは、医者に限らず大事なことだ。
ということです。なんだか、いちいち説明するの面倒くさくなってしまうという感覚はよくわかるのですが、他者に納得してもらうということはとても重要ですね。
話が逸れますが、
医者が診断したことは黙って聞きなさい、みたいな姿勢の医者が未だにいますが、そういう昭和的な風情はもう古いと思いますね。患者ときちんとコミュニケーションできない医者は引退すべきです。
患者側として、
先生に全てお任せします
といった言動が、特に私の親くらいの世代にはよく見られることですが、これも、もう古いと思います。