先日、Rocky Linux のニュースを RT しました。
Meet Rocky Linux: New RHEL Fork by the Original CentOS Creator https://t.co/E07bioCxiP
— Advanced Insight (@advancedinsight) December 11, 2020
CentOS が新規開発をやらなくなるという方向性のようで、使っている人にとっては、そりゃないよ、ってことになるわけですが、一方で、まあタダで使ってるんだから文句言うのもな・・・というところもあります。
CentOS は、RHEL の代わりに使われていることが多く、EDAツールを動かす場合でもクライアントマシンとしては CentOS を使っているケースは多いです。
Rocky Linux 関連のニュース記事は、色んなメディアで最近見ることが出来ます:
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Rocky Linux 自体のリリースはまだ未定のようですが、方向性としてはこっちに乗り換えていることになると思うので、動向をモニターしていきたいと思います。
また、上記のニュースにもありますが、これとは別に、CloudLinux も CentOS 代替を目的としてプロジェクトがあるようです。こちらも見ていきたいですね。
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まあ、EDAツール自体の価格に比べたら、RHEL を購入することは誤差の範囲とも言えるのですが、なるべく無料でいけるならそうしたいですよね。
個人的には、半導体開発の上流側(〜論理合成まで)は全部無料で出来る時代になってくるのではないかと期待しています。
あるいは、Google や中国の企業が、ひと通りのツールフローを無料で提供してしまうとかね。まあ、論理合成以降は半導体製造側の情報も必要になるので、ファブ側との連携も必要になりますが。。