全体を通して、口調は柔らかいのですが、言っていることは強めです。
読みやすいですが、仕事として新しいことにチャレンジするなかで直面しそうな事象について非常に助けになりそうなアドバイスがたくさんあります。
「人は失敗しても馬刺しにはならない」
というフレーズが好きです。
自分はどういう旗を掲げるか?を考えさせられます。
良書です。
本題ではないけど、十字軍の位置づけをこの本で初めて知った。歴史をもっと勉強しようと思った。
ウチとソトを分けて、ウチを繁栄させる
ということが出来なくなってきている、という考え方は非常に納得。
先進国にいるから、とか、特殊な言語圏にいるから、とか、そういう逃げ場がなくなってきた。
いままでのタテの帰属意識よりも、企業や国や人種を超えた
たくさんの横のレイヤーに属した個人を意識していくべき、ということでしょう。
レストランでの、
〜になります。
のような、我々が引っかかる言葉遣いのウラにある心理を読み解く。
そうそう、それそれ、と納得できる内容が多い。
ときどき難しい説明があるが、それら抜きでも充分。
政治家含め、要職にある人に読んで欲しい。
読書するにあたっての様々なコツを書いているが、正直、
そこまで出来ない
という印象。
もちろん、そこまで出来れば良いんだけど、なかなかね。。
それに、著者や編集者、出版者は、そこまで考えて作ってるのかな?と思えるようなことも。
深読みしすぎというか、大げさというか。
瀧本哲史氏の、
僕は君たちに武器を配りたい
を、解説したもの。
原本のほうも比較的読みやすいので、まずはそっちを読むべきかな。
一生病気にならない、というのは大げさだけれど、内容は至極妥当だと思う。
平易な書き方で分かりやすく、ざっと読むなら1時間くらいで読める。
知っている項目の確認、知らない項目は新たに実践してみる、という感じの使い方かな。
平易な書き方で分かりやすく、ざっと読むなら1時間くらいで読める。
知っている項目の確認、知らない項目は新たに実践してみる、という感じの使い方かな。