読書記録 June 29, 2020

今回は5冊です。

 

PROTEAN とは変化し続ける、変幻自在な、1人数役を演じる、という意味。

キャリアは、
・自分で育て、形成する
・生涯と通じた全過程である
・変化に応じて、自分で変えることができる

プロティアンキャリアを築くポイント
・自分を客観的に評価し、自問し、内省し、他者から支援を受ける方法を把握すること
・常に学び、自分の人生やキャリアの方向性を再構築できる能力を磨き続けること

21世紀的な、自分のキャリアは自分で戦略的に作っていきましょうという意見は共感します。
一方で、新卒で入った会社でそのまま何十年在籍という方には、全く刺さらないかも?

タイトルはこのご時世に便乗した印象だけど、3つの名刺、
3つの組織、3つのポジショニングで視野が広くなり、様々な人脈をつなげられる強みになるといった点は複業のメリットのことになるし、
感性、先見力、人脈力、人間力など、まあ普遍的な話も含まれる。
それぞれは納得出来る内容ではあるが、この本にしかない何かは、あまり見当たらなかった。
副業ではなく、複業を扱った書籍が増えたなという印象。
お金なのかスキルなのか人脈なのか、複業のそれぞれに何を求めるかでポートフォリオを考えるのは、確かにもっとも戦略的で素晴らしい。
でも、なかなか実際はそこまでの選択肢はないんだよなあ、という言い訳をしてしまうのだが、それで終わってしまうと良くないとも思う。

まずは、仕事の内容を選択できるような環境を作るためにどれだけのことをしてきたか?を暗に問われてるような気がしている。

なんとなく自分の活動に停滞感を感じているときに開くと良い本でしょう。必ずしも最初から最後まで通読する必要はなく、適当なページを開いて読むだけでもヒントがあるかもしれない。
個人的に気になったこうもくはこんなところ:

・人に笑われる恥ずかしさが邪魔をしていないか。
・特に実用性がなくても、何か新しいことを学ぶ。
・誰かに異論を求めてみる。
・今日のラッキーカラーを決めて外に出かける
・誰もが信じて疑わないことに対して、違うやり方が必ずある、と大胆に切り込んでいるか。
・考えたことをイラストに書いてみる。
・とにかくひたすら量をこなしてみる

 

著者 : 秋元康
朝日新聞出版
発売日 : 2013-06-13
まあ、この2人に言われても、普通と違うよな、という気はするのですが、

・今が楽しいと思えるか?で人間の幸せはきまる
・やりたい仕事は待ってたら取られちゃう。
・やりたいことは格好つけずに口に出して言おうと思った。
・チャンスのかたちってわからない。
・目の前の小さな運をたどっていくと、夢のほうにいく場合がある。

このあたりの話は、共感できるものだった。

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