Apple MFi プログラムとは

自分の会社が登録したわけではないのですが、Apple MFi プログラムへの登録を少し経験したので書いておきます。

1)申請

まず、Apple のサイトから MFi 申請を開始します。このとき、既に Apple ID の登録をしていればそれを使用し、ない場合は新規で登録します。使用した Apple ID の登録者は、自動的に、申請時のコンタクト先となりますが、必ずしも会社の代表者である必要はありません。

2)会社の存在確認

申請作業が終わると、自動的にサードパーティサイトに飛ばされて、identity verification といわれるものに申請を行います。これは、会社が存在していること、営業していることの確認を別会社(cofaceという会社)が行うようです。ちなみにこの申請には $75 かかり、クレジットカード決済します。
ここから承認がおりるまでには、max 15営業日かかるとのことです。
経験的には、15営業日くらいにステータス確認のメールを送ったらすぐに承認がおりたので、早めに問い合わせしておけば早めに承認がおりる可能性はあると考えます。

3)License Agreement の受信と署名

Identity verification が完了すると、割と早いタイミング(当日中とか)で Apple から MFi License Agreement への署名の件でメールが来ます(Apple ID のメール)。
ウェブサイト上で License Agreement のドキュメントが参照できて、署名もそこでできるというものです。
Director 以上がサインできる、みたいに書かれていますが、ここは会社の代表者に確認して、必要であれば代表者に署名してもらいます。その際、サイトから代表者のメールアドレスに転送する機能があって、転送すると代表者メールにサイトへのリンクが送られ、そこから署名ができるシステムになっています。

それが終われば、Apple が承認し Apple 側の署名も得られれば MFi License が取得できたことになります。

まとめ

一連のプロセスのなかで、会社の事業内容によっては、確認・質問がくる可能性はあるようです。
ライセンス取得までにかかる時間としては、やはり2番目の Identity Verification の所要日数次第かなと思います。

なお、Windows 7 端末で手続き進めましたが、Chrome だと License Agreement のドキュメント表示がうまくいかなかったりして、Firefox に切り替えたりしました。もし何か変だったらブラウザ変えてみるという手はあります。

お役にたてば。

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