久々にバーチャルマシンを入れてみたので、そのときのメモです。ホストは、macOS Mojave 10.14.6 です。
Virtual Box バージョンでハマる
2019年8月時点で、Virtual Box の最新バージョンとして、6.0 があるのですが、このバージョンを使って環境を作ると、あとでインストールする GuestAddtions を入れるための Virtual Box 上の Device メニューが出てこないのです。GuestAdditions は、ゲストOSとホストOSの間のファイル共有をしたい場合などに必要となるので、あとあと面倒になりそうです。
他のやり方、および回避策はあるかもしれないですが、面倒くさいことは避けたかったので、少し古めバージョン VirtualBox 5.2.32 というバージョンを使うことにしました。
Ubuntu 19.04 は DVD iso イメージからインストール
19.04 の Virtual Box イメージファイルがどこかにあればよかったのですが、ネット上で見つかった vdi イメージファイルは結構古い Ubuntu バージョンだったので、iso イメージをダウンロードして、そこからクリーンインストールしました。
GuestAdditions のインストール
インストールした Ubuntu のウィンドウが選択された状態でツールバーを見ると、デバイスというプルダウンメニューがあるので、その一番下にある、
Guest Additions CD イメージの挿入
を選択して、インストールします。ここは、言われたとおりにやれば勝手に入ると思います。
共有フォルダ設定とマウント
次に、VirtualBox の仮想マシン設定にある、「共有フォルダ」のなかを設定します。
フォルダのパス:/User/mi/shared
フォルダ名 :shared
”自動マウント”と”永続化する”にチェック
もちろん、/User/mi/shared というフォルダはホストである macOS 上にあらかじめ作ってあります。
共有フォルダのマウント
次に、Ubuntu 内のターミナルから、共有フォルダをマウントしました。
sudo mkdir /mnt/ubuntu
sudo chmod 777 /mnt/ubuntu
sudo mount -t vboxsf shared /mnt/ubuntu
ハマりどころ
これで、ホストの /User/mi/shared 下に置いたファイルが、
Ubuntu 上の /mnt/ubuntu 下で参照することができました。
一連の作業で一番のハマりどころは、最初の、VirtualBox のバージョン選択でした。
やはり、新しければ何でも良いわけではない、ということですね。