2者間の関係

担当者次第ではあるが、会社の文化もあるかも?

サプライヤ(ベンダ)とクライアントの関係性について思ったことを書きます。業種は特に問わず、一般論としていえることだと考えています。

この2者(あるいは2社)の関係としては、大別すると2パターンあります。

1) 2者間で行われたコミュニケーション(会話やメール)は厳密に評価されるため、結果として、特にサプライヤ側は必要最小限のことしか伝えない。

2) 2者間のコミュニケーションはフランクなもので、いわゆるオフレコ的な話もしやすく、結果として、2者間を行き交う情報量は多い。

これらの中間的な関係性もあるでしょうが、極端な例としては上記2つがあります。
そして、両者にとってメリットがあるのは、2) のほうだと思うのです。

当事者は大真面目に仕事しているのだが、マジメすぎると。。。

1) の場合だと、揚げ足取りみたいなことを恐れたりするあまり、伝える情報量を意識的に削減してしまう傾向にあります。特に、サプライヤ側は、立場が弱いとも言えるのでこの傾向は強くなります。
でも、マジメな人は、自分が情報の流通を妨げてしまっていることに気がつきません。

2) の場合は、クライアントではあるけれども、同じ社内の人のように情報をやり取りします。それは、クライアントにとって都合の悪い情報も含まれるかもしれませんが、それでも伝えてもらったほうがクライアントのためになることも多いのです。逆に、クライアント側からも、非公式にいろんな情報が伝えられるため、サプライヤ側もありがたいと思っているものです。

情報の流通を遮るような方向性はお互いに損をする

自分がサプライヤ側であっても、クライアント側であっても、上記2)のような関係性を目指すのが、結局、両者の得になると思います。

自分のため、そして会社のためを思い、職務を全うするために真面目に仕事をするのだと思いますが、それが結果的に、逆効果になる場合もあるのではないかな、と思うわけです。

マジメすぎるな

話がズレますが、その昔、オウム真理教の事件がホットであった時期に、家族から、

オウムみたいなのにハマるなよ

と言われたことがありました。そういうのにハマりそうに見えたかな?
いや、まあ、そういうのって紙一重なのかもしれませんよね。
仕事でもプライベートでも、重要なのは何事にも、

マジメすぎないこと

だと思います。

 

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