ギターアンプの話しです。
最近はもう、どんなアンプヘッドを使っても、プリアンプ部分は未使用で、エフェクトのセンドリターンのリターン端子に BOSS GT-1 を直結するという方法をとっています。
この方法だと、アンプヘッドのフロントパネルのつまみは無意味で、マスターボリュームのみ効く、という状態になる「はず」です。
はず、というのは、前に使ったアンプはマスターすら効かないものだったのです。
その教訓があって、今度使用する予定のアンプ、JVM210H について確認してみました。
ググってみると、日本語のマニュアルが見つかりました。
http://www.marshallamps.jp/support/handbook/pdf/jvm2_hbk_jp.pdf
FX LOOP と、もうひとつ、POWER AMP INSERT というのがあるんですね。
これをブロックダイアグラムで見てみると。
これによると、POWER AMP INSERT から MASTER にいって、そこから SPEAKER OUT にいっています。ちなみに、FX LOOP はこれよりもっと手前にありました。
ということで、
POWER AMP INSERT のリターンに接続すれば、マスターを経由しつつ、パワーアンプ直の接続ができそうだ
ということが分かりました。
ちなみにこの端子の説明は、こうなっています。
パワーアンプ・インサート/シリアル・ループ
(13) マスター・コントロールのすぐ前に接続されたパッシブ・ループです。これはライン・レベルのループであるため、シグナルの劣化を防ぐため、ヘッドルームが多い装置の使用をおすすめします。リターン・ ジャックだけに接続することにより、JVMのパワーア ンプ部がプリアンプ部に優先されます。
マスター・コントロールとエミュレーテッド・ラインアウ トはシリアル・ループの後ろにあるため、外部のプリ アンプを使用中でも、これらの機能を利用できま す。このループはバイパス・スイッチを押して回路か ら外すことができますが、シリーズ/パラレル・ルー プと違い、このスイッチはプログラミングできませ ん。
よくわからないのは、ヘッドルームですね。
まあ要は、そのループはラインレベルのループだからそのつもりで使ってね、ということですね。