NPO を設立したからといって、自動的にお金が入ってくるわけではありません。これが、NPO にたいする一般的な誤解のひとつです。
資金獲得のひとつの手段として、助成金を申請し、認定されるという手段があります。
私は、こういう活動をやりたい、これにはこういう社会的意義がある、これをやるためにこういう形でいくらお金がいる。
というアピールがちゃんと通れば、助成金が下りるわけです。
NPO などやってる人はみな、自分の活動が社会的意義があると思ってやっているわけですが、それを対外的に、理解して頂ける形、ストーリーで上手に伝えるというテクニックが必要になってきます。
その点、まだまだスキルが足りないと感じています。結果として、助成金の申請数と獲得の比率は非常に低いです。NPO になったからといって獲得率が上がるわけではないです。
こんなに意義あることをやっているのに、なぜ落選するんだ!
などと文句をいったところでどうにもなりません。伝わっていないのはこちらの責任です。申請書類を上手に作成するスキルというのも、ある程度、数をこなしていくなかで上がっていくものだと思っているので、今は我慢の時期、淡々と書類を作成して応募していきたいと思います。