香港行ってきましたので、気がついたことや、役に立ちそうな情報を書いておきます。
Airport Express
空港から香港中心部へのアクセスは一番簡単なのは Airport Express です。24分で終点の香港駅に到着します。
旅行者に便利な Travel Pass というのがあります。これは、Airport Express の片道または往復の料金と、MTR地下鉄3日間の料金を含んでいます。往復の場合は右上に2ridesとあります。
過去に行かれた人のブログなどを見ていると HK$300だったらしいのですが、今回行ったら HK$350 でした(デポジットHK$50含む)。販売窓口でも、前は300だったんだけどな、みたいに言ったら、値上げしたとサラッと言われました。まあ、窓口の人が決定することはないしね。。
車内は USBポートや電源もあって便利です。
ちなみに、スイカやパスモに相当するオクトパスカードというのもあるのですが、この travel pass はその機能も入っていますので、MTR駅などにあるチャージする機械(香港では reload とか adding valueとかいうみたい)で入金すればパスモ的に使えます。
トラム
香港島はトラム(2階建て路面電車)がかなりの頻度で回っています。様々な色合い(広告)の車両があって楽しいです。レトロな雰囲気でコミカルでもあり、特徴的な風景を作っています。観光客だけでなく、市民の足として割とリアルに使われているようです。料金は、降車する際に払います。オクトパスカードでピッとできます。車両の後ろから乗って、前から降ります。
荷物預かり
都市部のホテルにお泊りのかたはそうでもないかもしれませんが、一般に香港では荷物を預かってくれる場所がほとんどありません。唯一見つけることができたのは、香港駅のなかです。B2出口の横にあります。ただし有料でまあまあの値段がします。ちょっと見づらいですが値段表です。
日本ではどこにでもあるコインロッカーというシステムは大変素晴らしいと思います。荷物を預けておく場所の選択肢を増やしてもらうことが、香港で改善してほしいものの一つとして挙げられます。
フェリー
やはり観光客の利用が多いようですが、普段の足としても使われています。やはり安いからでしょうか。話のネタとしても往復で乗ってみるのが良いでしょう。夜のほうがやっぱり雰囲気ありますね。
湾仔(ワンチャイ)のフェリーターミナルの周辺は大規模工事中でした。何かまたデカイ施設ができるんでしょう。
街歩きのコツ
特に中環についてなのですが、地上ではなくて高架を歩くほうがはるかに効率が良いです。常に、地上ではなくて上を歩くことができないか?ということを確認しながら移動するのが楽です。
トイレ事情
これは今回痛感したことです。トイレの絶対数が少ないです。おしゃれなショッピングモールのようなところにはもちろんあるのですが、テナント専用で鍵がかかっていたりする場合もあります。飲食店などでも、従業員専用のトイレがあったります。某マクドナルドの女子トイレは個室4つあるにもかかわらず、ひとつは従業員専用で2つは壊れており、客は1つの個室しか使えなかったそうです。特にお腹を壊していたりする場合には、常にどこにトイレがあるかをチェックしておくことは重要です。
香港は旅行先としてかなりポイント高いですが、トイレ事情は改善の余地ありのファクターです。
WIFI事情
日本よりははるかに良いとは思いますが、それでも、どこでもWIFIが使えるという感じではありませんでした。そのため、スタバやマクドナルドは重宝する場所でした。出先でいろいろ調べ物をしたい場合は多々ありますので、安定したWIFI接続を望む場合は、あらかじめ日本で pocket WIFI みたいなのを借りて行くか、simフリースマホ持参で現地のsimカードを調達するなどしたほうが良いでしょう。
食事
食事は基本的に日本人の舌に合います。お店では基本的に水とか出てこないので、ペットボトルの水とか持ち歩いたほうが無難です。店内で飲むのはちょっと迷惑かもしれませんのでそれは状況に応じて。それと、ポケットティッシュやナプキンなども持ち歩いたほうが良いです。できればウェットティッシュが良いですね。
食事の値段はピンきりですが、やはり粥店のおかゆは美味しいなと。英語のメニューや写真がひとつもないローカル店で漢字メニューの文字を頼りに冒険するというのが、ストレスでもあり楽しみでもあります。せっかくですから安全パイに逃げ込むことなくチャレンジしたいものです。揚げパンもうまい。
粥店の定番メニューくらいは漢字読んで分かる程度になっておくことをオススメします。適当に頼んだらデニーズの朝食みたいなベーコンエッグが出てきた私の経験から強く助言致します。
あとオススメしたいのが飲茶のお店です。人気の店は混み合っていて、100%相席になるのですが、どれも安くて美味しいです。混んでいる理由が分かります。日本人にとって重要なのは、
遠慮してたらいつまでも席につけないから、多少ゴリ押しでも席に座ってしまう
ということです。
席を確保したら、自分でせいろが積んであるところまで行って、せいろの中身を見せてもらいながら食べるものを決めたらそれを持っていく意思表示をすれば、伝票にハンコかサインをくれます。これも重要なのは
遠慮がちに行くのではなく中身みせろとガンガンアグレッシブにいく
ことです。3種類くらいの値段のカテゴリがある店が多いようです。で、最後にレジに持っていけば、カテゴリごとのハンコの数で値段が決まります。
もうひとつ、かなり値が張るのですがカニもおすすめです。喜記という店ですが、
これくらいのカニがHK$500です。時価なので都度確認したほうがいいです。このカニがこんな感じになります。
大変美味しかったですが、値段相応か、とも思えます。一晩くらいはリッチな食事でもいいかなと思います。
英語
公用語でもあるため、たいていの場所で使えます。日本との決定的な違いですね。
主要駅のイメージ
主観ですがこんな感じの街でした。
尖沙咀(Tsim Sha Tsui チムサーチョイ)
香港島から向かいに見えるエリアです。おしゃれなブランド店が乱立しています。銀座に近いイメージです。換金率の良い両替屋もあります。重慶大厦というところの1Fは両替屋が並んでいます。我々はこの緑色の窓口で両替しました。
両替で思い出しましたが、初日に、15年以上前に香港を訪れた際に余っていたHK$紙幣をつかってオクトパスカードにチャージしようとしたら、機械が紙幣を認識しませんでした。このため、中環の街ナカの両替を利用しましたが、ここと比べるとやはりちょっと高かったですね。紙幣がどのくらい古いとダメなのかは明確ではないですが、昔のHK$を持っているひと要注意です。でも対面でお金を払う場合は古い紙幣使ってももちろん問題ありません。
銅鑼湾(コーズウェイベイ)
平日でも若者で賑わっています。そごうやアップルストア、たくさんのブランドショップが並んでいます。渋谷センター街のイメージに近いですね。
ここの駅近に今回滞在しましたが、夜中もにぎやかです。
中環(Central)
Airport Express で終点まで来ると香港駅ですが、そこと隣接するのが中環です。地上の喧騒ぶりは新宿の街なかといった感じですが、すぐに傾斜のキツイ坂道ばかりになります。この点は渋谷に近いかも。今風のおしゃれな店と昔ながらの市場が隣接するエリアで、ガイドブックに紹介されているお店もたくさんあります。
ビクトリア・ピークに登るためのピークトラムの山麓駅も、ここから徒歩圏にあります。
ピークトラム
中環・香港駅から歩いていける範囲です。ビクトリア・ピークに登るための、傾斜のきついトラムです。チケット売り場は混みますが、オクトパスカードがあればそこをスキップして改札通れます。これ重要です。
トラム内の座席は、右端のほうが景色が見られてよいです。
ちなみに、中環には、他の系列店とはちょっと違うレトロなスターバックスがあります。ピークトラムの帰りに寄れる場所なので、ぜひ行ってみると良いと思います。
Floor M2, Baskerville House, 13 Duddell Street, Central
中環都爹利街13號樂成行地庫中層
また何か思いついたら追記します。