いきなり欲張らず、確実にできる範囲から始めること
そう考えた出来事がありました。
近所に新規オープンした唐揚げやさんにオープン当日行ってみました。オープン当日だからオペレーションがスムーズでないのは重々承知です。そんな場面はいっぱい見てきましたし。
ここは店頭で唐揚げを販売していて、かつ、店内でも定食が食べられるというスタイルでした。店員さんは4人でした。
2人で行って、油淋鶏定食とジャンボチキンカツ定食をオーダーしました。
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えーっと、たぶん30分くらいたって、油淋鶏定食が運ばれてきました。
ジャンボチキンカツもすぐお持ちします、ということだったのですが、出てこない。
そのうち、
手違いがありまして、あと5分ほど時間を頂ければ。。。
と言ってきました。とりあえず待つしかないです。
でも、しばらく待ってても全然出てくる気配がないので、ジャンボチキンカツ定食はもう要りませんということを伝えて、油淋鶏定食を2人で食べて帰ってきました。もうね、味なんか覚えてないですよ。
複数で食事に行って、提供されるタイミングが大きく異なるときって困るんですよね。自分の分が来た頃には他の人はもう食べ終わってる、みたいなのはお互い気まずいんです。でも今回は、もう自分のが出てこないわけですから、逆に面白い。
このお店はオープンに際しどうすべきだったのか?
最初だからオペレーションが混乱することは予想できるので、無難な線でいくべきだった。たとえば、
- オープンして当面は店頭販売のみに絞る
- 店内で食事を出す場合でもメニューを絞る
といったかたちで、最初からフルでやらないという手もあったはず。
店員さんは4人いたので、リソースが足りないという感じはしなかったのですが、全体をみてディレクションするという立場のひとはいなかったかも。みんなバラバラに動いている感じでした。普通にやれば、順番に作業してもチキンカツ3,4枚は揚げられる時間があったのに、不思議です。「手違いがあって」と言われた時点でチキンカツは揚げられていなかった、オーダーが忘れられていたんでしょう。チェーン店だったら、他の店で長年やってるベテランにヘルプに来てもらう、という手があります(ここがチェーン店なのかどうかは不明)。
肝心の唐揚げの味以前に、初日ということを差し引いてもオペレーションが残念でした。で、飲食店に限らずですが、こう思うわけです。
いきなり欲張らず、確実にできる範囲から始めること
結果的に、1人分の食事を2人でシェアしたことになったので、お店はもしかしたら私のダイエットを支援してくれていたのだと思うことにしました。