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インターネットが発達して、いろんな既存ビジネスが破壊されたり、「所有する」という昭和的(20世紀的)価値観から、「経験する」「シェアする」といった価値観が重視されるようになってきた21世紀になったが、一方で変わらないものもある。
人間のもつ本質的な課題というか、日常的な問題は結局のところ以下のいくつかに集約されるのではないか?
- お金に関する問題
- 対人関係の問題(男女間の問題含む)
- 健康面の問題
もちろん、やりがいとか、もっと上位の欲求(課題)はあるにはあるが、幸せの基本的な必要条件としては上記になると思う。
で、社会の状況は色々変わってきているけど、それは上記の問題を解決しようとする間接的な手法が手を変え品を変え提案されているだけで、人間そのものが起こし得る問題は何も変わっていないのではないか?
photo credit: Luz Adriana Villa A.
言いたかったのは、いろいろ便利になったといっても、結局、人間の本質的な課題を間接的に解決しようとしているだけなので、小手先のインターフェースのみをあーだこーだ言うよりも、その先にいる人間にフォーカスすることのほうが本質的な解決になると思う。
どんなにコンピュータ化、システム化された仕組みを前にしても、考えるべきは、
その先に人間がいる
ということで、
いいか悪いか決めるのは結局のところ人間だ
ということ。これは仕事をする上でも重要な視点だね。
あと、もうひとつ、マフィアの世界でも、日本のやくざでも、傍若無人な中国人(失礼、もちろんちゃんとした中国人もたくさんいますが)、一般的な日本人でも、
ファミリーを大事にする
という価値観は時代を経ても、世の東西を問わず共通のものなんだな、などと、昔マフィア映画を見ながら思ったものだ。何を重視するか?という価値観は時代背景や文化によってだいぶ異なると思うけれども、ここだけは共通だなと。