以前、こちらの記事を読んで、それからフロー型とストック型について考えていました。
梅田望夫氏が提唱するキャリア分類 ストック型とフロー型とは – ログミー
フリーランスが、あるプロジェクトに短期的に関わるというのは、フロー型ですよね。一方、ひとつの会社で何年もかけて蓄積して、何らかのアウトプットをする、成果を得るというのは、まあストック型ですよね。
で、自分はどういうのが好きかというと、これまでは圧倒的にフロー型だったんです。もちろんそれは今も基本的には変わらないです。ただ、最近はストック型というのもいいな、できれば両方できるといいなというふうな考え方になってきています。ひとつの会社に骨を埋めたいという意味ではなく。
フロー型は期間が見えているのが通常で、常に新しい環境におかれて新しいことを学べる機会は多いですが、それが終わったらじゃあ解散みたいな感じであっさりしていると思います。気楽な面もありますが、悪くいえば自分のほうには学んだこと以外何も残らない。関わり方にもよりますが。それと、爆発力がない、スケールしないということがあります。依頼された物事以上にはなりにくい。以前はそれでOKと思っていたのですが、最近はちょっとそれだと寂しいものがあるな、とも思うようになりました。それには外からヘルプで関わりました、というのではなく、これは自分で何年かけて作りました、といえるものがほしいなと。
フロー型のプロジェクトとストック型を両立したいなんて言ってる時点で、ストック型はもはやストック型ではないのかもしれないですが、フロー型である短期プロジェクト的なものもやりつつ、数年あるいはもっと長く一生をかけたライフワーク的なストック型の活動は持っていたい、というのが今の感覚です。
とはいえ、基本的には目の前のことをやるしかないわけですが、大きな舵取りという点では上記のようなことを考えております。