シェルのプログラマブル補完

長年使ってても知らなかったというのは結構あるもので、自分の探究心の無さを実感するばかりです。

UNIX/LINUX 環境では tcsh を使っていますが、一番の理由は、tab キーでファイル名やディレクトリ名の補完ができたり、コマンド履歴を辿って再実行するのが楽だというところがあります。
で、この補完についてなのですが、プログラマブル補完というのが便利だなということを今更ながら知りました。

詳しくはこちらのエントリなどが詳しいですが、要するに、tab キーで候補を出すときにあらかじめ特定の候補を除外しておいたり、逆にあらかじめ明示的に候補を入れておくことができるというものです。上記エントリにもあるとおり、cd コマンドで対象とするのはディレクトリだよ、とか、こういう拡張子のファイルはコマンドの対象にはなり得ない、といった法則はあるものなので、それらのルールをあらかじめ定義しておけば、用途に即した候補がでるようになるものです。

うん、便利ですよねこれ。

こういう Tips に気づかずに来てしまう原因はなにか?
それは、業務に追われる状況になると、他の情報を拒むようなってしまう傾向があるからでしょう。しかしそういった情報のなかに、一気に作業を効率化させるものがあるかもしれません。本件はまあ、一気に、ってほどではありませんが。。。とにかく、どういった状況でも、分け隔てなくいろんなものにアンテナを張っておくべきだな、ということを痛感します。

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