ヘタすると自分が老害の加害者側になりかねない世代になってきたな、と思ったので、どうすべきか考えてみました。
相手が誰であれ常に謙虚であり続ける
若い人、経験が浅い人にたいして、無意識であるにせよ、上から目線で対応してしまう人が多いですね。でも、若い人が指摘することは本質を突いていることもあるので、何事も、誰からでも学ぶことはあるという姿勢は重要ですね。
今までの知見がそのままでは通用しない時代であると認識する
昔の経験を自慢げに披露する人もいますが、少なくとも、
「そのままでは通用しない」
ものも多いので、一歩引いて考える必要があります。過去の経験が全部ダメといっているのではなく、
具体的経験をうまく抽象化した概念的なもの
のほうが、汎用性が高くて説得力があると思います。
若い人と交流できる機会を確保する
もうとにかく、ものの価値観・考え方などはあきらかに世代間のギャップがあるものですから、いろんな世代と話して、意見を聞いて、カルチャーショックを感じることが重要だと思います。
ズバリ指摘してくれるひとを近くに置く
結局のところ、老害が老害たりえるのは、老害とはどういうもの分かっていながら、自分がそうなっていると気づかないという特性にあるので、自分で気づけるんだと考えている時点で老害なのかもしれません。それなら、利害関係や空気を読まず、
「それは老害だ」
と指摘してくれる人が周りにいることが重要なのかもしれません。イエスマンばかりだと裸の王様になってしまうというのは、こういう意味合いもあるでしょう。
まとめ
こういったところをわきまえた年配者の意見は、逆に良い影響力を持つと考えます。
個人の経験値、という点で重要なのは、
同じような1年を毎年繰り返さないこと
だと思います。
たとえばそれで20年の経験があったとしても、実際は1年の経験値でしかないと思います。それなのに自分で経験豊富だと思って話してしまうと、薄っぺらいものになってしまいます。
やはり、
新しいチャレンジと失敗と成功の積み重ね
の20年にしたいものです。