スペースXの宇宙船が地上に着陸する実験で、着陸はしたものの数分後に爆発する映像を見ました。
これを見た私の第一印象は、
羨ましい!!
でした。
失敗を許容して試し続けられる資金力はもちろんですが、
試し続けることを良しとする文化が羨ましいです。
事前に検討、検証したとしても、やっぱり、やってみないと分からないことも多いと思うんです。だから、試してみて、失敗して、そこから学ぶ、というスタンスは重要です。
今回が、たしか3回目の爆発なんですよね。でも一旦着陸してるんですよ。よくあんなものが降りてくるなって。横向きに飛んでたものが縦になって、垂直に降りてくるようにジェット噴射の量とか角度とか調整しながら降りてくるんですよね。
こんなこと、日本企業がやったら、日本のマスコミによる吊し上げの格好の餌食になりそうな気がします。まして、JAXA のような機関がこんなチャレンジして失敗したら、謝罪会見&責任者辞任とかじゃないですか。
もちろん、日本以外でも失敗の報道はあるでしょうが、日本ほどのヒステリックな「失敗への不寛容」報道ではないでしょう。
チャレンジの結果としての失敗をどう捉えるか?
ひとりひとりの価値観が現れますね。
・チャレンジして失敗した人を責める人は、多分、自分は外野席から眺めているだけで、流れのままに生きている人です。
・失敗した人を責める人をみて、それに便乗して責めるという人も日本には多い気がします。何者にもなれなかった自分を認識した反動なのか、叩く相手を常に探しているのでしょうか?
・チャレンジしている人は、失敗した人を責めたりしないし、そもそもそんなことしてるほどヒマじゃない。
私はこの3番目でありたいです。
ちょっと話ずれるかもしれませんが、
社会生活のなかで、人間関係に問題を起こしたりするひとって、基本的にヒマな人なのだ、というのが私の見解です。
普通の人は、そんなこと気にかけてないよ!みたいなね。
だから、
自分のやりたいこと、やるべきことで手一杯で、人のこと責めたりしてる場合ではない
というくらいのほうが、むしろ健全に生きられるのかもしれませんね。