新型コロナウィルスへの対処は、長期戦になるとのこと。
世界的に、死亡者数もそうですが経済面でもかなりの打撃になりそうですし、特に日本の場合は年度をまたぐタイミングということで、それでなくとも生活の激変が伴う時期でした。
改めて思うのですが、リアルな世界での楽しみの大部分は、人と会うこと、人々の集まりになかにあるのですね。そういう行為の周辺に、飲み屋やライブハウスなど、人が集まりやすい場のビジネスが存在すると。
で、今回のように、人々よ集まっちゃダメよ、となると、そりゃ破綻しますよね。
せめて感染していないことを100%証明できる術があれば状況は全然違うんですがね。
まだ今回の件も収束してませんが、残念ながら、10〜15年おきくらいに、またこんな事態は発生するものなんだ、と考えていた方がたぶん正しいと思います。
今回のコロナウィルス騒ぎで分かったこと、今後の教訓とすべきことを書いてみます。
1)テレワークで全然問題ない人が、そう気づいた
これは良かったと考えるべきでしょう。もちろん実店舗で仕事する人など、出勤が必要な仕事も多いのは事実です。でもそうじゃない人も多い。自宅でできることなら自宅でやろう、という流れが強くなったのは良かったです。
テレワークの普及にともない、
ハンコなんてもう要らないんじゃないか
という流れがもう少し、ハンコが好きな役所関係の手続きも絡めて、変化していくといいなと思っています。印鑑登録証明をともなった登録印鑑ならともかく、100円ショップで購入できる認印を使うことに、本人確認の意味はゼロですからね。
あと、これからはもう、電子メールも古い手法だと思っています。クライアントも含めて、チャットでOKです。
2)個人ビジネスでも、財務基盤は重要
外出自粛のあおりを受けて、お客さんが全然来なくて廃業寸前、という話はたくさんあります。私個人も、ライブハウスさんにはお世話になっていますので、そういうハコ(場所)が廃業されたりすると悲しいです。でも一方で、1ヶ月や2ヶ月集客なかったら廃業レベルというのは、ちょっと脆弱すぎる気もするのです。
やはり、入りがゼロでも半年くらいはなんとかできる、くらいになっておかないと、精神的余裕も生まれないなと。
3)日用品のストックは計画的に
マスコミの煽りも手伝って、今回も、マスクやトイレットペーパーの買い占めなど、ややパニックな動きが見られました。これはどこの国でもあるようですし、いつの時代でも、頭では分かっていてもそういうふうに動いてしまう動物のようです。
そして、また次回こんな騒ぎがあったときも、まず確実に、買い占めが発生すると考えられます。
個人的には、水と電気はなんとしても確保しておきたいです。でも、それ以外は、そんな重要ではないと思っています。なくてもなんとかなるでしょう。
4)政府の対応や支援は後手後手になる
これも、たぶん次回も同じです。どこが与党であってもたぶん同じです。それが日本なのでしょうね。。。
アメリカが緊急経済対策で230兆円以上の額を決めた、というニュースをみて、ああ速いなと思いました。
5)衛生管理のレベルが上がる
日本の場合は、もともと手洗いうがいの習慣は比較的あるので、極端に大きな改善ではないかもしれませんが、それでも、従来のインフルエンザ感染者数よりも減っているということはあるようです。
衛生管理に比較的無頓着な国が、今回の件によって意識が上がり、衛生的によい方向に習慣付けば、それは良かった点ということになるでしょう。
まとめ
転んでもただでは起きない
コロナ騒動でいろんなことがあったけど、それによって分かったこと、良くなったこともあったね、となればいいなと思います。
未知のウィルスとの戦い方についても、今後もっと進化すると良いなと思います。