売る側のひとが知らないと冷める。
セールの季節でもあるし、新しいコートを買おうかなと思い、数日前、ある店に立ち寄りました。ほしいのは、
- ウォータープルーフで、
- 丈は長くなくて、
- スーツでも普段着のうえにも気安くて、
- 軽くて
- 脱いでもかさばらなくてシワが寄りくくて、
- 黒一色ではなく、ストライプなど多少の遊びがある
というものでした。店員さんと話しながら、思っていたものと大体合致するものがありました。ただ、最初に立ち寄った店だったし、もしかしたら他の店でもっと良いのがあるかもしれない、と思ったため、また来ますといってその日は帰りました。
2,3日、別の店なども見たのですがそれほど良いのはなく、やっぱりあれでいいか、と思って最初の店にいったところ、あのコートがない。
店員さん(最初に行ったときに対応してくれた店員さん)に、こんなコートはもう売れてしまったんですか?と聞いたのですが、そのコートの記憶がない様子、上記のようなスペックを言ってこういうコートがあったんですけど、という話をしても要領を得ない様子でした。そこはスーツを売っている店で、もちろんビジネスコートも売っているわけですが、そんなに何十種類もコートがあるわけではないはず。でも、全部把握されているわけではないのだな、と思いました。
店員さんにそのコートのこと問い合わせても分からないし、実際店頭にはもうないわけで、一気に冷めてしまい、帰りました。
店員さんがそのコートの種類を認識して、他店に問い合わせして取り寄せてくれるくらいアグレッシブだったら買ったんですけどね。
まあ、こういうのは巡り合わせなので、とやかく言っても仕方ないですね。買う気ゼロでいってもアグレッシブに売り込みされることもあるし、買う気満々でいっても売ってもらえない(商品がないし店員もそれを知らない)ということもあります。