結果的に差別化になっていた、というのが一番強いのかも。
もう半年ほど前の話ですが、軽井沢のペンションに泊まったことがありました。
そこは、猫を飼っていました。猫がいるペンションはまあ、結構あるのかもしれませんが、そこは、
- 猫が5匹くらいいる(過去はもっといた?)
- バスタオル、フェイスタオル、歯ブラシまでもが有料
- 朝食抜き、夕食抜きのプランもOK
- 飼い猫同伴OK,ただし犬はNG
- 乳幼児の宿泊NG
- ペンションの猫は、部屋に連れて行ってもOK
- 館内禁煙
というペンションでした。建物自体は一般的なペンションの作りでしたし、場所もやや奥まったところにあり、ハードウェア的なウリはそれほどではないのです。でも、猫好きには支持されるのです。
おそらく、オーナー家族が猫好きで多頭飼いし始めてペンション内をウロウロしているうちに、今のようなかたちになってきたのではないかと思いますが、結果的に差別化されているなあ、と感じました。猫嫌い、猫アレルギーのひとは捨てるしかなかった、ともいえますが、好きを突き詰めた結果の差別化ですね。
猫のいるペンションといえば?
みたいなかたちで、思い出してもらいやすくなることは強みです。