先入観による勝手な決めつけで、自分にとって新しいものを拒否してしまっていることがあります。
そんなことを最近3件経験したので書いておきます。いずれも音楽関係です。
1つ目、あいみょんです。
名前でね、
「あいみょんってオイ、なんだそれ!」
まあ、みちょぱ、とか、ゆきぽよ、みたいな感じ?と思ったわけです。
1曲も聞かずに拒否してたわけですね。で、最近たまたま聞くことがあって、ああ、結構いいなと思ったんですね。
他にもいくつか聴きましたが、良いですね。
それに、最悪バックバンドなんてなくても、ギター1本でどうにでもしますよ、って感じの強さがありますね。口パク全盛の業界の中でこういうの嬉しいです。
NHKの紅白とか、もはや見なくなったんですけど、こういう子が出るんなら、そのところだけは見てみたいなと思います。出たんだっけ?
2つめ、℃u-te です。
これはもう、歌とダンス、両方のクオリティが秀逸です。
はっきりいって、アイドル系は興味なくて、なんとか48とかなんとか46とか、パフォーマンスとしてはどうよ?と思っていました。が、℃u-te に関しては、パフォーマンスの質がエグいですね。これだけ踊りながら生歌うたえないですよ普通。
でも残念ながら解散しちゃったんですよね。。。。もし将来再結成されたら、ライブ観に行ってみたいな。
余談ですが、「悲しきヘブン」という曲があります。
これは、歌う2人と、踊る3人に完全に分かれてる曲です。ボーカルは基本ずっとハモってる曲です。で、普通、ハモリというと上のパートと下のパートに分かれてるんですが、この2人は上のパートと下のパートが複雑に入れ替わるのです。これを可視化した動画がありました。
カラオケやライブなどでハモろうとした人は分かると思いますが、自分じゃないパートに引っ張られて自分が歌うべき音符が分からなくなるんですよね。だからライブでもこれできる2人は凄いですよ。
3つ目、人間椅子です。
昔、イカ天に出てましたね。キャリア30年以上になるんでしょうか。まあ、こちらも、名前からくる先入観から、イロモノ扱いしてしまって、全然聴いてなかったんです。
でも、ふと、昔の映像とか、最近のライブとかも観てみると、カッコいいのですよ。
最近は、欧米での評価のほうがむしろ高くて、逆輸入みたいな感じになっているみたいですね。
先入観で決めつけると損をするかも?
というわけで、3つ紹介しました。
3つとも音楽関係ですが、先入観で決めつけてしまうことって、他のことにも共通すると思うんですね。
そしてこの傾向は、歳を重ねると顕著になっていくようなので厄介です。人生の残り時間が減っているので、なるべく省力化しようとするのでしょうか。あるいは無意識に、自分は何でも知っていると思い込んでしまうのでしょうか。
いずれにしても、自分は、
何事もフラットな気持ちで
みるように心がけたいと思います。