ギターアンプに関する記事をいろいろ眺めていたところ、
BTL接続
という言葉が出てきました。
BTL は
Bridged Tied Load
あるいは
Balanced Transformer Less
の略のようです。前者のほうがしっくりくるな。
で、ちょっと調べてみました。BTL接続?昔、大学の電子回路の授業で出てきたことだけは覚えているけど、さて。。。
https://www.weblio.jp/content/BTL接続
出力素子がちょうどブリッジを組んだような形になり、理論的な出力が1台使用時の4倍になる。
ほう、出力が4倍になるというところがキモかな。
http://www.luxman.co.jp/faqbox/btlブリッジ接続とはどういう意味ですか?/
ステレオパワーアンプの2つ(LとR)のスピーカー出力をブリッジ配線してハイパワーなモノラルパワーアンプとして使用する接続方法
電源の余裕度によりますが、理論的には出力電圧は通常接続時の2倍(電力(W)は4倍)得られます。
とのこと。ふむ、電圧は2倍、電力は4倍ね。そういうことか。
https://www.elekit.co.jp/product/docs/addpage_file77.pdf
こちらは絵があってさらにわかりやすい。普通は、負荷側(スピーカー側)の片側はGNDなんだけど、そこに逆位相の信号をつなぐことで、そこを基準に考えれば相対的に電圧が倍になる、つまり、電力的には4倍になる、ということですね。
ということで、概略的には、
- アンプはステレオ出力で使われるだけでなく、モノラルで出力できるものもある
- その場合、BTL接続されて、2つの出力を使ってモノラルを出すことがある
- そうなると、電圧的には2倍、電力的には4倍の出力が得られることになる
という点くらい覚えておけば、とりあえず話にはなりますね。