40代を後悔しない50のリスト(1)

40代を後悔しない50のリスト 1万人の失敗談からわかった人生の法則

以前買って、ざっと読んだ覚えがあるが、中身全然覚えていないので、今度はちょっとゆっくりじっくり読んでみようと思う。

多くの人がこの10年(40代)で「つまらない人」になっている。

自分が例えば中学生くらいのときに想像していた40歳とは、とてつもなくおじさんだったわけだが、いざ自分がそうなったときの感想はというと、外界との関係性というか、精神年齢はそんな変わってないと思う。よく言えば若い、悪くいえば幼稚なのかもしれない。同級生でも、地元で就職した(あるいは親のしごとを継いだ)ような人たちを見ると、割とスタンダードなおっさん化ルートを辿っているようなイメージを持つ。もちろん全員がそうではないが、結局のところ社会との関わり方、自分がどうありたいかの心づもりでどうにでもなるものだと思った。昨日と全くおなじ今日を過ごす、それが繰り返されると、平穏ではあるが、やっぱり老けるのかな。

 

01 「自分にとって大切なこと」を優先できなかった

著者は3つくらいに絞ってウェイトづけすることを提案している。著者同様、自分も「自由」という要素が判断基準として大きいかな。

 

02 わかっていても結局「守り」に入ってしまった

チャレンジしなかったことを後悔する、よく言われるケース。でもね、一方でチャレンジしたことを後悔するというのもある。一般的には後者(やったことの後悔)のほうが小さいと言われる。自分は、後悔ではないけど、サラリーマンっていいな、有給っていいな、ボーナスっていいな、とかね、思うことはある。でも、01 の自分の価値観「自由」に照らして考えると今の立ち位置になる。

著者は20%は必ずオフェンスモードを入れることを提案している。家族とか、守るべき要素もある場合には、このくらいが現実なのだろう。

 

03 「二元論」で考えなければよかった

こっちを取ったから、あっちを捨てる、というのは短絡的すぎるんではないの?というもの。捨てないと得るものはない、といわれることもあるが、両立するやりかたを考える・確立するのもひとつのイノベーションだよね、と思う。

 

04 「仕事」と「家庭」のバランスが取れなかった

これはどちらも、瞬間風速的にウェイトがぐんと上がってしまうケースがある。コツは、両方の周辺にうまく根回ししておくことかなと思う。たとえば、仕事の周辺(上司同僚、クライアントも含め)に、家庭の事情(たとえば親が入院しているとか)を伝え突発的な事象が発生する可能性があることを先に触れておく、何かあったらそっちにフォーカスするよという価値観を先に伝えておく、みたいな。

 

05 未来の成功より「今日一日」を大切にすればよかった

幸せは「なるもの」ではなく、「感じるもの」である。今を大切にしない生き方は後悔の対象となりがち。

「なりたい自分」同様に、今をどうありたいのかの目標設定もしておくこと。

 

いまの心境でいうと、サラリーマン時代と同様、早くゴールデンウィークにならないかなあ、などと思うわけだが、よーく考えてみると、自分は毎日がゴールデンウィークのようなものなのだ。笑えない。

 

(つづく)

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