甲府に立ち寄った際、いつものようにちょっと温泉入っていくかということになり、快晴のこの日だといつもどおりのほったらかし温泉では日焼けしちゃうねえということで、別の温泉を探して見つけたのが山口温泉だった。厳密には甲斐市なのかな。住宅街に佇むそれは、まあ、いってみれば古い社員寮のようなものだった。
『おい大丈夫かこれ』第一印象である。幸い、駐車場には車が４台ほど止まっている。来客は居そうな雰囲気だ。勇気を出して入ってみる。うむ、イメージどおりの館内である。入浴料（ひとり５００円だったか６００円だったか？まあそのくらい）を支払い、まずトイレへ。和式である。まあ仕方ないね。
玄関はいるとこんな感じ。
脱衣場には鍵つきロッカーが無料でおいてある。これはありがたい。露天風呂はこの網戸の先にあるが、お客さんがいたのでこの先の写真は省略。
露天風呂もあるが、まずは内風呂へ。
ん、ぬるい。少しヌルっとした感触で黄色がかっている。お湯は掛け流しで、飲泉もできるとのこと。飲泉用のカップも置いてあったので飲んでみた。毎分６３４リットルも湧き出ている。よく考えるとすごい量だね。ちなみに、玉川温泉は毎分９０００リットルだって、まあこっちは半端ない。やはりここの利点は、温度が低いので、ゆっくりと入っていられること。良質の温泉でもあまりにも熱すぎてゆっくり入れない、あるいは、入ることすらできないくらい熱い温泉ってありますね。あれはキツイ。ここは３０分でもゆっくり入っていられる。しかも、人が少なくて空いてる。たぶん、冬場はちょっとお湯の温度が低すぎると感じるだろうけど。
一見やばそうな感じだったけど、結果的にはとてもいい温泉でした。飾ってあった昔の写真を見ていると、元は農家の山口さん家みたいね。どういう経緯で温泉を発見したかはわかりませんが。
入浴後は当然、奥藤本店でそばと鳥モツを頂きました。 奥藤はランチタイム結構混雑するので早めにいったほうがよい。
