海南島 インターコンチネンタル三亜 InterContinental Sanya Resort

数ヶ月まえの話なんですが、中国、海南島のインターコンチネンタル三亜リゾートに行ってきました。

今回の旅行はプライベートな遊びではなく、一応仕事上の出張という意味合いなので、場所はリゾートだけれども、気持ちは全然リゾートじゃないのですが、でも一応今後の自分のため、あるいは今後、海南島に行く人のために、覚えていることを書いておきます。

Access Denied

三亜のインターコンチネンタルは、もうひとつ、インターコンチネンタル サンヤ ハイタン ベイ リゾートというのがあります。紛らわしいですね。

日本 <-> 海南島の直行便はない

海南島へのフライトは、残念ながら直行便がありません。

海南島 政府観光局 | 日本から海南島へ
ハワイと同じ緯度に位置する常夏の島、海南島。南国の休日を心から満喫していただくことが私たちの喜びです。

そのため、どこかで乗りついで行く必要がありますね。今回は、中国南方航空で、広州で乗り継ぎする便を利用しました。

リゾートなら英語は通じる、などと思うな

海南島の空港からホテルエリアまでの公共交通機関がなさそうだったので、タクシーを使ったのですが、なんと、

タクシードライバーにアルファベットが通じない

という事態に見舞われました。英語の会話が通じないとか、それはまああるでしょう。でも、アルファベット表記のホテル名および住所を見せても、ダメなのです。そのうち他のドライバーもやってきて、ワイワイやり始めるんですが、一向に解決しません。結局、漢字表記のホテル名を見せたら、ようやく分かったようでした。もちろん、人によるんでしょうけど、ホテル情報の共有に一苦労。

なるほど、海南島はまだ国際リゾートではなく、中国人のための南国ビーチリゾートなのですね。日本人にとって、沖縄みたいな?

敷地はとっても広い

無事ホテルに到着して、チェックイン。リゾートは敷地がとても広く、部屋によってはフロントから相当歩くことになります。ここに限らず、部屋数が多いホテルでは、フロントやレストラン、あるいはエレベータから近い部屋にしてほしい、ということは、ダメ元でも言ってみる価値はあると思いますよ。

部屋はこんな感じで、ひとりで泊まるにはもったいないくらい。

ベランダにはこんなエリアが。

でも、滞在中全く使いませんでした。。。

グーグル系サービスが使えない

これはすごく困りました。香港とかマカオではグーグル系サービスも普通に使えるので、あまり深く考えてなかったのですが、ここは中国ですから、Gmail とか使えないのです。一方で、仕事関係は G-suite でしたので、割と、何にもできない状態となり、いかにグーグルに頼っていたかを痛感しました。

日本のスマホからのローミングすれば使えるようでしたが、私はそういうサービス契約していなかったのです。最終的に、スマホに VPN アプリを入れて回避しました。

カンファレンス施設をもったビーチリゾート

リゾートのマップがありました。

まあ、いわゆるビーチリゾートですね。

一応(?)、カンファレンス施設もありまして、そこで過ごす時間が今回の旅のメインでした。でもそこの詳細は割愛します 笑。

空港カウンターで取っ組み合いのケンカ

日程は滞りなく終わり、帰りのフライト。

まずは、海南島から広州へのドメスティックフライトなのですが、海南島の空港カウンターで、大勢の中国人がカウンターを取り囲んで、大声で言い合いをしていました。時々、お客さん同士が、男女問わず取っ組み合いでケンカしてました。

いいですねえ。

ああ、中国なんだここは、と思いました。こういう風景を単に、ああ民度が低いな、と言ってしまうこともできますが、大勢のなかで自分が損しないための、彼らなりの処方箋なのでしょう。でも、ひとつずつ速やかに処理していってもらったほうが結局早く済むのだよ、というようなことは、小さい頃から教育していく必要はあるなあ、などと思っていました。
いやいや、そんなこと考えてる時間はない。こっちもチェックインしないとマズイので、平穏なカウンターを探して無事チェックイン。

乗り継ぎ便に間に合わず撃沈

広州行きの国内線に搭乗したのですが、ここで問題発生。

いったん搭乗した人たちが、また機を降り始めるのです。みんなわさわさと降り始めるのですが、事態がつかめず隣の中国人に英語で聞いても通じず、フライトアテンダントに聞いたところ、とりあえず降りて、降りた先で聞いてくれ、みたいなことを言われました。
なので、機を降りたあと、搭乗口にいたグランドスタッフの女性に聞いてみたところ、こちらもまた英語が全く通じず。。。。スマホの翻訳機能によって、目的地の天候不順によってフライトがいったん止められているとのこと、で、じゃあどうすればいいの?と聞くと、この搭乗口付近で待っていてほしいと。

こんな感じで、海南島の空港で数時間待つ事態になったのですが、

VISAなどのクレジットカードも使えず、現金も使えない

という状態になってしまいました。WeChat Pay みたいなのになっちゃっているのですね。スマホ決済が普及するとこういうことになり得るのか、と思ったのでした。ちなみに、スタバではクレジットカードが使えたようです。

待っている間、カップラーメンを含む軽食が出されました。結局4、5時間待って、ようやく搭乗再開し離陸、無事広州まで到着しました。広州までは、ね。
乗り継ぎの予定だったフライトには当然間に合わずだったので、空港内の乗り継ぎの経路のところにあるカウンターで振替便のアレンジをしてもらいました。こういうところは強気でガンガンいかないといけませんね。とはいってもその日はもうダメなので、翌朝の便に振替となりました。つまり、

広州で1泊追加

です。おいおい、翌日予定あるんだけど。などと思ってもしょうがありません。今日のホテルのアレンジなども一応してくれます。滞在するホテルごとに集められ、バスで移動です。

空港からホテルに移送されるバスのなか。

ホテル周辺の飲食店。ホテルそのものを撮るの忘れてました。でもまあ、街のなかの普通のホテル。

こういう経緯で滞在となったため、夕食も一応でます。

食べかけで失礼。こういった軽い食事もでたので、もうそれでいいかと。この日何もしてないのに疲れてしまって、部屋に戻りました。

今思えば、せっかくの広州。もうすこし周りを散策するとか、エンジョイすればよかったかな。でも現金ゼロだったけど。

翌朝は何も問題なし

翌日早朝、迎えのバスで空港に戻りました。

ちなみに、広州の空港はとても広くて綺麗です。荷物のチェックインは、セルフでできるような機械がありました。

一応、おみやげも買いましたよ。広州の空港ではクレジットカードが使えました。

そして、無事、羽田行きのフライトに乗ることができましたとさ。

感想

海南島のビーチリゾート。旅行のパンフレットなどで見たことはあったけど、今回、なんとなく雰囲気を掴むことはできました。
海外資本が結構入っているようなので、施設などは他のリゾートと遜色ありません。そこで働いている人たちもそれなりに教育されているようでした。ただ、日本からの直行便がないことはちょっと辛いですね。それと、リゾート内で過ごすならいいですが、ちょっと外に出てローカルな店やレストランに行ったりしてみたいという人は、中国語がある程度のレベルで出来ないと面倒なことになりそう、という気もしました。
ホテルの料金はきちんと調べていないですが、価格的には、こういったリゾートの割に競争力がまだあるのかもしれません。

 

 

 

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